出版社内容情報
イギリスの企業経営を支える「ヒト・モノ・カネ」という経営資源を用いて,それらをいかに活用していくかが企業活動の中心課題であるとし,歴史的な展開を考察,展望する。
【目 次】
まえがき
第1章 イギリス企業の戦略と組織
はじめに
第1節 市場と組織
第2節 大企業の登場と発展
第3節 戦略と管理組織
第4節 むすび―イギリス企業発展の諸段階とその特質―
第2章 産業企業と人的資源管理
第1節 考察対象と分析視角
第2節 トレイヅマンと「熟練技能型管理」
第3節 自動車産業における間接管理の発展
第4節 結びにかえて
第3章 イギリスにおける産業専門職の制度化
―技能者を中心に―
第1節 産業専門職の社会的性格
第2節 国際博覧会のインパクト
第3節 戦争と技能者養成機能
第4節 戦後の技術者養成の改革
第4章 イギリスにおける企業と銀行
序 問題点と研究史の整理
第1節 イギリス金融制度の形成―自由主義時代の銀行―
第2節 5大銀行体制の成立とその機能の変化
第3節 戦間期における銀行と産業
第4節 むすび―戦後の展望―
索 引
内容説明
本書では基礎的な経営資源である「ヒト・モノ・カネ」がイギリスではいかに結合され、どのような結果をもたらしてきたのかを考察する。それによってイギリス経済の歴史的変遷の過程を、「骨太」に明らかにする。
目次
第1章 イギリス企業の戦略と組織(市場と組織;大企業の登場と発展 ほか)
第2章 産業企業と人的資源管理(考察対象と分析視角;トレイヅマンと「熟練技能型管理」 ほか)
第3章 イギリスにおける産業専門職の制度化(産業専門職の社会的性格;国際博覧会のインパクト ほか)
第4章 イギリスにおける企業と銀行(問題点と研究史の整理;イギリス金融制度の形成 ほか)