出版社内容情報
従来までの制度論的なアプローチに代わり，地方政府の行動を明示的にモデル化した理論的・計量的アプローチを用いて，地方財政の諸問題に接近する先駆的・開拓的研究。
【目 次】
はじめに
第１部 地方公共サービス
第１章 地方政府の行動仮説と地方公共サービスの公共性
第２章 地方公共サービスの調整速度
第３章 警察サービスの決定メカニズム
第１部の補論 公園サービスの決定と地域間スピルオーバー
第２部 補助金
第４章 ファンジビリティー仮説とフライペーパー効果
第５章 地域間所得の不平等回避と補助金の分配
第２部の補論 ファンジビリティー仮説の理論的基礎
第３部 福祉政策
第６章 社会福祉支出の決定メカニズム
第７章 社会福祉施策の導入と伝播
第８章 福祉政策の集権と分権
第３部の補論 福祉政策の分権化と住民運動
第４部 産業関連
第９章 公務活動の産業関連
参考文献
索 引
内容説明
本書では、ほとんどの章において、地方政府の意思決定メカニズムを明示的にモデル化して、地方財政の諸問題にアプローチするというスタイルをとっている。
目次
第１部 地方公共サービス（地方政府の行動仮説と地方公共サービスの公共性；地方公共サービスの調整速度；警察サービスの決定メカニズム；公園サービスの決定と地域間スピルオーバー）
第２部 補助金（ファンジビリティー仮説とフライペーパー効果；地域間所得の不平等回避と補助金の分配；ファンジビリティー仮説の理論的基礎）
第３部 福祉政策（社会福祉支出の決定メカニズム；社会福祉施策の導入と伝播；福祉政策の集権と分権；福祉政策の分権化と住民移動）
第４部 産業連関 公務活動の産業連関
