出版社内容情報
購入、建物維持・管理、定期的な大規模修繕、建替えに至るマンションのライフサイクルに即した具体的事例を通しやさしい語り口でわかりやすく解説。民法、被災マンション法、建替え等円滑化法等の法改正、最新の統計資料、重要判例を盛り込んだ7年ぶりの改訂。第一人者による入門書であり、マンション管理士等の受験生にも最適。
内容説明
購入から維持・管理、大規模修繕、建替えに至るマンションのライフサイクルに即し具体的にわかりやすく解説。民法、被災マンション法、建替え等円滑化法、標準管理規約の改正、新たな重要判例、最新の統計資料を盛り込んだ7年ぶりの改訂。
目次
第1章 マンションとは
第2章 マンションの財産関係
第3章 マンションの管理
第4章 義務違反者に対する措置
第5章 復旧・建替え
第6章 団地
著者等紹介
鎌野邦樹[カマノクニキ]
1953年生まれ。早稲田大学卒業。千葉大学教授を経て、現在、早稲田大学法科大学院教授(民法、土地住宅法等)。法務省法制審議会(建物区分所有法部会)委員、国土交通省各種委員会委員等を歴任。現在、東京都公益等認定委員会、千葉県都市計画審議会、マンション管理士試験委員、管理業務主任者試験委員等を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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お抹茶
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説例を付けながらマンション法を概説。バルコニーが専用部分なのか共用部分なのかは状況に応じて規約で対応すべき。マンションの維持管理のための行為が変更か通常変更かで集会の決議割合が異なる。基本的に費用の多寡ではなく,適正な管理に必要不可欠なのかで判断。管理組合が法人格を取得するメリットは,対外的関係においても対内的関係においても法律関係が明確になり,団体財産と個人財産との区分が明確になること。ブランコの管理が不十分なため誰かがけがした場合,共有者全員が民法717条の責任を負うが,管理組合の管理費で賠償する。2019/10/17
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