クレサラ叢書
多重債務被害救済の実務 (第2版)

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  • サイズ B6判/ページ数 595p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784326498925
  • NDC分類 338.7
  • Cコード C3332

出版社内容情報

初版刊行後4年余が経過し、多くの読者に好評をもって迎えられてきたが、その間に抜本的法改正、画期的判例の出現、被害実態の激しい変化があった。それらの状況に変化に即応し、現在の実務的な要請に最も合致したテーマとそれに相応しい執筆者によって、問題点を整理・分析、将来に対する解決指針を提示する。実務家必読の書である。

序章 多重債務問題をめぐる問題状況
 一 画期的な新貸金業法の成立
 二 内閣における多重債務者対策本部の設置と多重債務問題改善プログラムの決定
 三 多重債務問題の現状
 四 今後の課題

第一章 多重債務者の債務整理
 一 いろいろな手続選択にあたっての方針
 二 任意整理の実務
 三 特定調停の実務
 四 個人再生の実務
 五 自己破産の実務

第二章 過払金返還請求の実務
 一 過払金返還請求の意義
 二 みなし弁済
 三 取引履歴の開示義務
 四 利息制限法に基づく引き直し計算
 五 適用利率
 六 過払利息
 七 文書提出命令と証明妨害
 八 過払金の消滅時効
 九 途中完済・一連充当計算
 一〇 一連計算に向けて 1包括契約論
 一一 一連計算に向けて 2相殺論の再構築
 一二 過払金徹底回収の方策

第三章 商工ローン被害救済の実務
 一 商工ローン被害の実態
 二 商工ローン被害の救済

第四章 ヤミ金融被害救済の実務
 一 ヤミ金融とは何か
 二 法律問題の整理
 三 ヤミ金融事件処理
 四 ヤミ金融撲滅への社会的取り組み

第五章 債務整理に関するその他の問題
 一 相続放棄・限定承認
 二 消滅時効
 三 債務整理中の貸金訴訟・強制執行等対策
 四 期限の利益喪失約款と遅延損害金

第六章 利息制限法脱法立法(貸金業規制法四三条)との闘い
 一 はじめに
 二 法四三条制定まで
 三 法四三条制定と解釈適用の経緯
 四 法四三条廃止の道程
 五 裁判に尾を引く法四三条
 六 繰り返すまい、立法による利息制限法の脱法

内容説明

全面的に刷新を図り、今最もトッピックな問題を盛り込んだ待望の第二版。被害救済に向けた第一線の弁護士の知恵とノウハウが満載。

目次

序章 多重債務問題をめぐる問題状況
第1章 多重債務者の債務整理
第2章 過払金返還請求の実務
第3章 商工ローン被害救済の実務
第4章 ヤミ金融被害救済の実務
第5章 債務整理に関するその他の問題
第6章 利息制限法脱法立法(貸金業規制法43条)との闘い

著者等紹介

宇都宮健児[ウツノミヤケンジ]
東京弁護士会所属。日弁連多重債務対策本部本部長代行、全国クレジット・サラ金問題対策協議会副代表幹事、全国ヤミ金融対策会議代表幹事、反貧困ネットワーク代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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