出版社内容情報
流動する国際関係は，地球上から戦争を無くすことの難しさを物語っている。戦争根絶の人類の悲願が，国際法にどのように反映しているかを追求し，安保体制の廃棄を提唱する。
【目次】
第１部 勢力均衡から集団安全保障へ
第１章 伝統的国際法の構造と勢力均衡
第２章 国際連盟の集団安全保障
第３章 武力行使の違法化と日本
第２部 安保体制の展開
第４章 国際連合の集団安全保障
第５章 占領とサンフランシスコ体制
第６章 ５２年安保体制の展開
第７章 ６０年安保体制
第８章 ６０年安保体制の展開
第９章 ７２年安保体制
第１０章 安保体制の現段階と安保条約の役割
補章 沖縄返還交渉史
付録 関係条約条文
