出版社内容情報
比較憲法のスタンダードな教科書として定評ある本書。第三版から14年を経て、“樋口憲法”の集大成ともいえる第四版、ついに刊行。
第三版まで刊行を担ってきた創文社の廃業を受け、第四版への改訂を施しつつも、スタイルはそのままに継続出版。「日本国憲法とその運用を、近代憲法史・憲法思想史の流れの中に位置づけてとらえることを通して、憲法学についての私なりの見とおし図を提示しよう」という著者の考えのもと、現代の問題状況を含め体系的に提示する。
目次
憲法と憲法学
第1部 日本国憲法の成立とその基本的諸原理(日本国憲法の成立;日本国憲法の規範構造;日本国憲法の基本的諸原理)
第2部 権利の保障(権利の保障―総則的問題;権利の保障―各論的問題)
第3部 権力の分立(権力分立概説;政治部門;裁判部門)
著者等紹介
樋口陽一[ヒグチヨウイチ]
1934年生まれ。東北大学、パリ2大学、東京大学、上智大学、早稲田大学で教授・客員教授を経て、現在、日本学士院会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。