地方自治の憲法論―「充実した地方自治」を求めて (補訂版)

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  • サイズ B6判/ページ数 267p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784326450893
  • NDC分類 323.148
  • Cコード C3032

出版社内容情報

はしがき
 凡例

第1章 はじめに
      ──中央集権体制の時代から「充実した地方自治」体制の時代へ──
  一 近現代の市民国家(資本主義国家)と中央集権の体制
  二 「充実した地方自治」の体制を求める思想と運動
  三 近現代の市民憲法下における地方自治の歩み
  四 本格的な転換期としての「現在」
  五 地方自治の問題は国家の根本的な在り方にかんする国家論の問題
  六 日本国憲法と「充実した地方自治」の体制

第2章 日本の近現代における中央集権の体制と地方自治の軽視
  一 明治憲法と地方自治
  二 日本国憲法と地方自治
  三 地方自治を軽視する憲法政治の帰結

第3章 「なぜ地方自治か」「どのような地方自治か」
  一 従来の地方自治の基礎理論とその問題性
  二 中央集権体制の問題性
  三 「充実した地方自治」体制のもたらすもの
  四 憲法からの制約は?

第4章 「充実した地方自治」を重視する民主主義の伝統とその一般的受容の傾向
  一 「充実した地方自治」を重視する民主主義の伝統
  二 近現代の市民憲法の対応と「現在」の課題

第5章 日本国憲法の地方自治
  一 「地方自治の本旨」
  二 日本国憲法下における「地方自治」の運用の現実
  三 地方自治の現状をどう改革するか

第6章 住民による地方自治
  一 憲法と法律による「住民自治」についての相当の保障
  二 住民自治と住民投票
  三 住民投票制度の憲法論
  四 若干の関連問題

第7章 むすび
  一 本格的な転換期を迎えて
  二 転換の二方向性
  三 転換を求める二つの要因

参考文献
あとがき

内容説明

大きな歴史の流れから原理原則に立ち返り、いま求めるべき地方自治の姿を「日本国憲法」から読み解く。

目次

第1章 はじめに―中央集権体制の時代から「充実した地方自治」体制の時代へ
第2章 日本の近現代における中央集権の体制と地方自治の軽視
第3章 「なぜ地方自治か」「どのような地方自治か」
第4章 「充実した地方自治」を重視する民主主義の伝統とその一般的受容の傾向
第5章 日本国憲法の地方自治
第6章 住民による地方自治
第7章 むすび

著者等紹介

杉原泰雄[スギハラヤスオ]
1930年静岡県に生まれる。1961年一橋大学大学院法学研究科博士課程修了。現在、一橋大学名誉教授、駿河台大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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