刑事裁判の空洞化―改革への道標

刑事裁判の空洞化―改革への道標

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  • サイズ B6判/ページ数 217p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326450480
  • NDC分類 327.6
  • Cコード C3032

出版社内容情報

捜査の肥大化,実質的な証拠調べの公判前における完了,公判の儀式化など空洞化のいわれる刑事裁判について,実務経験豊富な著者による,いくつかの提言と今後の方向。

【目次】
Ⅰ わが国の刑事被告人は裁判官による裁判を本当に受けているか
Ⅱ 裁判官生活40年の終わりに
Ⅲ 裁判官から見たわが国の刑事裁判
Ⅳ 今、刑事弁護を考える
Ⅴ 一裁判官からみた刑事弁護
Ⅵ 控訴審における事実判断
Ⅶ 刑事控訴審の審判についての覚書

あとがき

内容説明

捜査の肥大化、実質的な証拠調べの公判前における完了、公判の儀式化のいわれる刑事裁判の改革の道は。

目次

1 わが国の刑事被告人は裁判官による裁判を本当に受けているか
2 裁判官生活40年の終わりに
3 裁判官から見たわが国の刑事裁判
4 今、刑事弁護を考える
5 一裁判官から見た刑事弁護
6 控訴審における事実判断
7 刑事控訴審の審判についての覚書

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おやぶたんぐ

2
久しぶりに再読。昭和から平成にかけて10年にわたり大阪高裁裁判長(部総括)として活躍した練達の刑事裁判官の手になる書。題名も刺激的だが、第1章の題名ー ‘ わが国の刑事被告人は裁判官による裁判を本当に受けているか ’ ーも強烈。被疑者国選が導入され、捜査段階における取調べの可視化が進み、裁判員裁判が施行されて10年余りになる現状からすれば、本書の各論はいささか古めかしくなったといわざるを得ないだろう。しかし、その根底にある見識と精神は、全く色褪せることはない。2022/01/05

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