出版社内容情報
社会的事象として判例にあらわれた事件を素材として,現代法の法理・問題点を指摘し,問題分析に重点を置き,血のかよった法律学の理解を高めようとした概説書である。
【目次】
第一編 法の基礎理論
1 法とは何か
法と社会秩序/社会規範と法規範/法と強制/法と権利/法とその存在形態
2 法の発展
法の発展と社会の発展/近代法の成立/現代法の登場と展開/現代方と国家
3 法の適用
法と裁判/裁判のしくみ/法の解釈
第二編 法の主要分野と展開
1 国家と法
憲法の意義と歴史/日本国憲法の内容と特色/行政と法
2 犯罪と刑罰の法
犯罪に関する法システム/刑法/刑事手続きと法
3 財産関係と法
基本的私法としての民法/契約/不法行為/企業と法
4 家族関係と法
5 社会・経済生活と法
労働関係と法/社会保障と法/経済生活と法
6 国際社会と法
付録 判例の見方
内容説明
社会的諸現象に即した解説とトピック的事例や判例を配した構成で現代の生きた法学を学ぶ。
目次
第1編 法の基礎理論(法とは何か;法の発展;法の適用)
第2編 法の主要分野と展開(国家と法;犯罪と刑罰の法;財産関係と法;家族関係と法;社会・経済生活と法;国際社会と法)