出版社内容情報
保育の教育権に関する本はほとんどない。そのなかにあって本書は貴重な一冊といえる。保育及び保育行政の基本的問題を取り上げ,乳幼児の発達,親の労働の権利を中心に検討。
【目次】
Ⅰ 保育法制の基本問題
1 「保育」について概念
2 乳幼児の保育の権利
3 保育一元化への視点
4 保育所と幼稚園
Ⅱ 保育所法制の具体的問題
5 保育の公的責任
6 保育所入所権
7 違法な保育所利用拒否と損害賠償
8 保育所保育費の受益者負担論
9 保育所保育料の法的諸問題
10 保育所の最低基準
11 私立保育所の園児事故の損害賠償責任
12 保育所行政と地方自治
13 摂津訴訟東京高裁判決の検討
14 無認可保育所をめぐる法律問題
あとがき
内容説明
乳幼児をもつ人たちが現実に直面している保育所入所権,保育料,保育事故などの問題を検討しながら保育所の法的課題を解明。
目次
1 保育法制の基本問題(「保育」について;乳幼児の保育の権利;保育一元化への視点;保育所と幼稚園)
2 保育所法制の具体的問題(保育の公的責任;保育所入所権;違法な保育所利用拒否と損害賠償;保育所保育費の受益者負担論;保育所保育料の法的諸問題;保育所の「最低基準」;私立保育所の園児事故の損害賠償責任;保育所行政と地方自治;摂津訴訟東京高裁判決の検討;無認可保育所をめぐる法律問題)