出版社内容情報
高齢者や認知症の人の生活を支援するために情報ができることは? 能力の低下に応じて起きる生活上の問題を情報の視点から検討。
内容説明
高齢者や認知症の人の生活を支援するために情報ができることは?能力の低下の程度を考慮し、そこで起きる生活上の問題を情報の視点から検討する。民法、医療、情報は何をすべきかについて、理論と実務の双方からアプローチし高齢社会の課題を解決する。
目次
序章 臨床医療の実際―独居で身寄りのない80代女性(ケーススタディ)
第1章 個人情報を守り、本人も守るための公と私
第2章 地域での見守りとその課題―公の実践
第3章 本人の意思・自律を大切にした情報の取扱いに向けて―私の取組み
第4章 お金の面での見守り
第5章 これからの情報のありかた
著者等紹介
藤田卓仙[フジタタカノリ]
1979年東京都立川市に生まれる。2006年東京大学医学部卒業。2011年東京大学大学院法学政治学研究科修了。現在、世界経済フォーラム第四次産業革命日本センタープロジェクト長、慶應義塾大学特任講師ほか。医師、法務博士(専門職)
小賀野晶一[オガノショウイチ]
1952年大阪府大阪市に生まれる。1982年早稲田大学大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学。現在、中央大学法学部教授、千葉大学名誉教授。博士(法学)、弁護士
成本迅[ナルモトジン]
1971年奈良県奈良市に生まれる。1995年京都府立医科大学医学部卒業。現在、京都府立医科大学大学院医学系研究科精神機能病態学教授。医学博士、医師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。