法と感情の哲学

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  • サイズ A5判/ページ数 432p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326404223
  • NDC分類 321.4
  • Cコード C3032

出版社内容情報

「法」の世界から「感情」は排されなければならないのか?「法と感情」研究という新たな分野を確立した記念碑的論文集。

「法=理性」か、「感情」か。この二項対立から脱却し、「法と感情」研究が生まれた。本書は法と感情が相互浸透する関係性に照準を定め、ヌスバウム、ソロモン、ポズナー、ミノウといった錚々たる論客が、怒り、嫌悪、羞恥心、復讐心、ロマンティック・ラブなどの感情を多角的に考察する。法と感情の関わりを探究するための必読書。
【原著】Susan Bandes ed., The Passions of Law(New York University Press,1999)

内容説明

「法」の世界から「感情」は排されなければならないのか?ヌスバウム、ソロモン、ポズナー、ミノウといった錚々たる論客が、怒り、嫌悪、羞恥心、復讐心、ロマンティック・ラブなどの感情を多角的に考察。「法=理性」と「感情」の二項対立から脱却して、「法と感情」研究という新たな分野を確立した記念碑的論文集。

目次

1 嫌悪感と羞恥心(「悪徳あふれる暗渠」―嫌悪感、身体、法;進歩主義者よ、嫌悪感を活用せよ;感情を表すとはどのようなことか)
2 後悔と復讐心(正義対復讐―法と感情充足について;道徳認識論、応報感情、イエス・キリストの「調子外れの道徳哲学」;後悔・責任・刑罰―大衆文化の分析;民主制の病い(Dis-ease)―怒りと刑罰のやっかいな性質について)
3 愛、赦し、臆病(感情的な人々をつくりあげる―ロマンティック・ラブの場合;恐怖・すくんだ脚・逃亡―ある兵士の物語;さまざまな制度、さまざまな感情―大規模な暴力への償い)
4 正義への情熱(感情と「法の権威」―ベンサムとオースティンによる主題の変奏;法における「感情対感情主義」;ハーラン、ホームズ、正義への情熱)

著者等紹介

バンディズ,スーザン[バンディズ,スーザン] [Bandes,Susan]
デポール大学名誉教授。刑法、刑事手続、公民権。「法と感情」研究のパイオニアとして知られる。1976年から法実務にたずさわり、1980年にはアメリカ自由人権協会(ACLU)イリノイ支部で各種の公民権関連訴訟に取り組む。1984年からデポール大学で教鞭をとり、数々の論文を公表

橋本祐子[ハシモトユウコ]
龍谷大学法学部教授。同志社大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(法学)。専門は法哲学

小林史明[コバヤシフミアキ]
明治大学法学部准教授。明治大学大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(法学)。専門は法哲学

池田弘乃[イケダヒロノ]
山形大学人文社会科学部教授。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得満期退学。専門は法哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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hirokoshi

0
同じくらい酷い目に遭わせてやりたいという被害者本人や家族の感情への尊重と、加害者の更生と社会復帰への取り組みを支持したい両方の気持ちがある。この本を読んで、人が人を公正に裁くことなんてできるのだろうかと途方に暮れそうになるのだけど、だからこそ考え続けて調整し続けていく必要があることがわかる。“賢い”というのは利他的な強さなのかもしれない。「その相手は憎悪に値する人間か」という視点は視野が広がる思いだった。言い方が違うだけで「そいつ今頃パフェ食ってるよ」と同じことなんだけど、こっちのほうがストンときた。2025/05/13

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