出版社内容情報
家庭裁判所裁判官経験者が、法令・裁判例、実務の運用を詳説。基礎的な内容から応用までを網羅的にカバーする、堂々たる基本書誕生。
後見等の開始、職務と権限、監督、家裁の監督、終局、任意後見契約、信託、記録の閲覧・謄写、登記といった実務家が理解しやすい構成をとって、まずは基本を深く理解することが重要とのスタンスから、法制度、裁判例を丹念に示す。あわせて制度の理念にそった実務を遂行するに参考となる家庭裁判所における運用も可能な限り詳説。
内容説明
家庭裁判所で成年後見事件を担当していた現職の裁判官らが、法改正を含む法令・直近の裁判例を踏まえて、最新の実務の運用を詳細に解説。基礎的な理論から応用までを広くカバーするかつてない実務の基本書。
目次
序章 各章の概要
第1章 成年後見制度の概要及び課題
第2章 成年後見事件等の開始
第3章 成年後見人等の職務と権限
第4章 後見等監督
第5章 成年後見人に対する家庭裁判所の監督責任
第6章 成年後見の終局
第7章 任意後見
第8章 後見制度支援信託
第9章 後見等事件の記録の閲覧・謄写
第10章 後見登記
著者等紹介
松原正明[マツバラマサアキ]
弁護士、前早稲田大学教授、元横浜家庭裁判所家事部部総括判事
浦木厚利[ウラキアツトシ]
弁護士、社員税理士、前東京高等裁判所判事、元横浜家庭裁判所家事部部総括判事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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