出版社内容情報
デジタル時代を迎え複雑多岐にわたる法に対する正確な理解のニーズに応えるべく、単なる条文の解説にとどまらず、立法の経緯や条約との関係、外国の立法例にも言及し、あらゆる文献や判例を参照しつつ、実務の扱いにも目配りした。わが国の研究者、実務家が総力を挙げた法を創造・リードし、実務に裨益する現場対応型の大注釈書である。
内容説明
平成21年、24年、26年改正に対応した7年ぶりの改訂版。最新の理論水準と実務の取扱いを盛り込み、著作権法の現在を詳説。本巻では、著作者の権利、著作権の限界、変動、利用、登録を取り扱う。
目次
第2章 著作者の権利(権利の内容;保護期間;著作者人格権の一身専属性等;著作権の譲渡及び消滅;権利の行使;裁定による著作物の利用;補償金等;登録)
第3章 出版権(出版権の設定;出版権の内容;出版の義務;著作物の修正増減;出版権の存続期間;出版権の消滅の請求;削除;出版権の制限;出版権の譲渡等;出版権の登録)
著者等紹介
半田正夫[ハンダマサオ]
1933年北海道札幌市に生まれる。1956年北海道大学法学部卒業。現在、青山学院大学名誉教授、法学博士、弁護士
松田政行[マツダマサユキ]
1948年東京都杉並区に生まれる。1972年中央大学法学部卒業。現在、青山学院大学法科大学院客員教授、中央大学法科大学院客員教授、法学博士、弁護士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。