日本人から見た裁判員制度

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日本人から見た裁判員制度

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  • サイズ A5判/ページ数 301p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326402991
  • NDC分類 327.6
  • Cコード C3032

出版社内容情報

裁判員制度の運用開始から約5年。わが国近現代法制度上最大級の変革に対する日本人の意識のかたちは、これからの司法を考えるにあたって決定的に重要となる。一般の人々(制度導入前と導入後)及び弁護士(制度導入後)に対する調査を通して、同制度への評価・意識(の変遷)、刑事司法全般についての法意識を実証的に分析する。

内容説明

実証分析を用いて体系的、学術的に裁判員制度への評価・意識とその変化、刑事司法全般についての法意識を明らかにする画期的研究。

目次

第1部 裁判員制度に対する人々の評価(一般人から見た刑事司法―導入前と導入後の比較;一般人が裁判員になる意図―導入前と導入後の比較;一般人から見た裁判員制度―導入前と導入後の比較)
第2部 裁判員裁判の論点(責任主義と刑罰の目的;評議の在り方について;鑑定と裁判員制度―人々はどう見ているか;裁判員制度にふさわしい事件;守秘義務とメディアへの露出)
第3部 弁護士から見た刑事司法と裁判員制度(弁護士調査の意義と目的;弁護士から見た刑事司法と裁判員制度(1)概観
弁護士から見た刑事司法と裁判員制度(2)地域比較に着目して
弁護士カルチャーと刑事裁判)
第4部 裁判員制度の過去から未来へ(陪審員室で何が起こっているか?―韓国における国民参与裁判のシャドウ・ジューリー評議を分析する;刑事裁判への市民参加制度の各国の状況;コメント(1)「裁判員制度と刑事司法に対するいくつかの意識」について―研究の意義とその後の課題
コメント(2)裁判員裁判の健全な定着化のために―データを読んで
結びにかえて)

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