内容説明
SNS、ビッグデータ等、日々新しい技術やサービスが生まれる激動の時代。混沌とした事態に陥るだけなのか、新しい潮流を生み出していくのか。世界各国の取組を客観的かつ俯瞰的に評価しつつ、日本のプライバシー・個人情報保護論議に方向性を示す。
目次
プライバシー・個人情報保護の新たな世界的潮流と日本
第1部 プライバシー・個人情報保護法の最新国際動向(OECDプライバシー・ガイドライン改正;EU一般データ保護規則提案;欧州評議会第108号条約の見直し;セーフハーバーとAPEC越境プライバシー・ルール;米国の国家安全と監視強化;米国の消費者プライバシー保護)
第2部 情報連携とプライバシー・個人情報保護(英国IDカード法の制定と廃止;米国の社会保障番号;共通番号法)
個人情報保護法の将来像
著者等紹介
石井夏生利[イシイカオリ]
1996年11月司法試験(二次)合格。1997年3月東京都立大学(現、首都大学東京)法学部法律学科卒業。2007年3月中央大学大学院法学研究科国際企業関係法専攻博士後期課程修了、博士(法学)。2004年11月以降、情報セキュリティ大学院大学助手、助教、講師を経て、筑波大学図書館情報メディア系准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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