担保権信託の法理―いわゆるセキュリティ・トラストの基本構造と運用

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  • サイズ A5判/ページ数 242p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326402670
  • NDC分類 324.82
  • Cコード C3032

内容説明

担保権信託―セキュリティ・トラスト―とは何か。実務においてさらなる活用が期待されている担保権信託に関する総合的・本格的研究書。制度の構造と運用を多角的に検討し、課題を明らかにする。

目次

第1章 序論 担保権信託の創設と基本的法律関係
第2章 信託の特質・その多様性と多角的法律関係
第3章 担保権信託の設定と債権者の関与
第4章 物的担保における担保権と被担保債権の分離―付従性概念の再構築
第5章 法制審議会信託法部会の審議よりみた担保権信託の意義と立法課題
第6章 シンジケート・ローンにおける担保取得と担保権信託
第7章 信認関係と忠実義務―信認型契約の創設を構想する立場からの提言
第8章 忠実義務違反と利益吐出し効果
第9章 救済法理としての信託―公共工事の前払金にかかる預金払戻請求権と貸付債権との相殺の可否

著者等紹介

長谷川貞之[ハセガワサダユキ]
1958年鳥取県に生まれる。1981年学習院大学法学部卒業。1988年慶応義塾大学大学院法学研究科博士課程(民事法学専攻)単位取得退学。1992年博士(法学)(慶応義塾大学)。駿河台大学法学部教授、獨協大学法科大学院教授を経て、日本大学法学部(同大学院法学研究科兼担)教授、弁護士。専攻は民法、信託法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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