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概説 イギリス憲法―由来・展開そして改革

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  • サイズ A5判/ページ数 290p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326402076
  • NDC分類 323.33
  • Cコード C3032

出版社内容情報

イギリスは、マグナ・カルタ、権利章典に代表されるように立憲主義発祥の国の1つに挙げられながら成文憲法を持たない国として知られている。また、わが国では、立憲君主制、議会制民主主義等を発展させた国としても知られ、これまであらゆる角度から研究されてきたが、その概説書となると意外と少ない。
 本書は、イギリス憲法史上、もっとも野心的な改革の1つといわれるブレア労働党政権の下で進められてきている憲法改革、およびEUとの関係を含め、憲法典をもたない国の憲法のかたちを、歴史的・体系的に概説する。第Ⅰ部「憲法小史」、第

【目次】
序論

第Ⅰ部 イギリス憲法小史
1 近代的立憲主義の発展
2 憲法闘争期―近代へ向けて―
3 「議会主権」の確率と「社会契約説」―近代―
4 近代的市民憲法の特徴と発展―18世紀憲法からリベラル的憲法へ―
5 議会の発展―真の国民の代表機関へ―

第Ⅱ部 現行イギリス憲法の基本的特徴
6 イギリス憲法と連合王国の形成
7 イギリスとヨーロッパ
8 イギリスの地方自治と地方分権
9 イギリス憲法の基本原理
10 イギリス憲法の法源

第Ⅲ部 統治機構の基礎理論
11 国王と君主制
12 立法部
13 EUの諸機関と立法手続
14 行政部
15 司法部

第Ⅳ部 市民的自由と人権
16 イギリス人の市民的自由
17 人身の自由
18 表現の自由―言論・出版の自由、結社・集会の自由―
19 表現の自由の制約
20 信教の自由
21 法の下の平等―差別からの自由―
22 福祉国家と社会権
23 イギリスにおける新しい人権

年表
索引

内容説明

議会・裁判所が憲法を創る。現在の憲法改革、EUとの関係を含め、憲法典をもたない国の憲法の“かたち”を歴史的・体系的に示す。

目次

第1部 イギリス憲法小史(近代的立憲主義の発展;憲法闘争期―近代へ向けて ほか)
第2部 現行イギリス憲法の基本的特徴(イギリス憲法と連合王国の形成;イギリスとヨーロッパ ほか)
第3部 統治機構の基礎理論(国王と君主制;立法部 ほか)
第4部 市民的自由と人権(イギリスの市民的自由;人身の自由 ほか)

著者等紹介

加藤紘捷[カトウヒロカツ]
1943年生まれ。法学修士。Ph.D. in Law(Exeter,UK)。現在、駿河台大学法学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。