被保護成年者制度の研究

被保護成年者制度の研究

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  • サイズ A5判/ページ数 626,/高さ 23cm
  • 商品コード 9784326401765
  • NDC分類 324.65
  • Cコード C3032

出版社内容情報

民法上の成年の意思無能力者,「禁治産者」,「準禁治産者」,成年の意思無能力者をめぐる本格的研究書。歴史的,比較法的検討を基礎に,現行制度の重要問題を深く考究する。

【目 次】

はしがき

序 説

第1部 日本の現行制度

 第1章 現行制度の沿革と根拠
     ― 原因・申立権者・能力制度を中心に ―
 第2章 現状と問題点 ― 家裁実務の観点から ―
 第3章 特別法との関係

第2部 比較法

 第1章 英米の法制
 第2章 ヨーロッパ大陸の法制〔1〕フランス法圏
 第3章 ヨーロッパ大陸の法制〔2〕ドイツ法圏
 第4章 北欧・ラテン・アメリカ、旧社会主義圏の法制

第3部 現時の重要問題と被保護成年者制度

 第1章 被保護成年者によって設定された任意代理権の消長
     ― 成年後見方の視座から ―
 第2章 被保護成年者制度と取引安全
 第3章 被保護成年者の必要品契約
 第4章 被保護成年者と金融取引
     ― 「振込規定思案」における「無能力」の取扱いを手がかりに ―
 第5章 被保護成年者制度と高齢者
     ― とくに痴呆性高齢者の財産管理を中心として ―
 第6章 精神障害者の民事責任能力
     ― 心神喪失の認定基準 ―
 第7章 精神医学からみた被保護成年者


 あとがき ―展望―

 文献目録
 索 引
 執筆者一覧

目次

第1部 日本の現行制度(現行制度の沿革と根拠;現状と問題点―家裁実務の観点から;第3章 特別法との関係)
第2部 比較法(英米の法制;ヨーロッパ大陸の法制(1)フランス法圏
ヨーロッパ大陸の法制(2)ドイツ法圏
北欧、ラテン・アメリカ、旧社会主義圏の法制)
第3部 現時の重要問題と被保護成年者制度(被保護成年者によって設定された任意代理権の消長;被保護成年者制度と取引安全;被保護成年者の必要品契約 ほか)