出版社内容情報
ODA は年を追って増大の一途を辿り,その約割は重要視されている。しかし資金協力,技術協力を含む実態と方法は不分明なものとなっていないか?今後の課題に論及した。
【目次】
序章 日本の開発途上国援助―対ネパール援助を例として
第1章 政府開発援助
1 政府開発援助
2 わが国のODAとその国際比較
第2章 政府開発援助の形態
二国間援助
1 無償資金協力
2 技術協力
3 政府間貸付
国際機関に通じる援助
1 国際開発金融機関による援助の概要
2 国連関係援助機関による援助の概要
第3章 経済協力の実施手段
1 要請主義
2 無償資金協力
3 技術協力
4 有償資金協力
第4章 効果的、効率的な援助
1 政策対話の推進と国別援助計画
2 経済協力の評価
3 評価の国際的動向と教訓
4 NGOとの提携
第5章 援助の理念と歴史
第6章 効果的、効率的な援助のための課題
1 きめ細かい援助と実施体制の強化充実
2 技術協力の充実
3 専門家の養成・確保
4 新しい課題に対する対応
5 開発教育の充実
終章 ふたたびネパールに対する援助について
あとがき
資料編
目次
日本の開発途上国援助
政府開発援助
政府開発援助の形態
経済協力の実施手続
効果的、効率的な援助
援助の理念
効果的、効率的援助のための課題
ふたたびネパールに対する援助について