六〇年安保―メディアにあらわれたイメージ闘争

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  • サイズ B6判/ページ数 344,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326351497
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C3031

内容説明

学生が最も熱かった時代―その抵抗のエネルギーとは一体どんなものだったのか。新聞メディアと知識人の言動の分析を通して、当時の人々の目に映った時代の姿に肉薄。50年を経て今、歴史としての「60年安保」を捉えなおす。

目次

日本はどんな姿だったか
1 安保前夜の心象風景(怒れる若者たち;国会乱入と東大篭城)
2 暴力をめぐる記憶連関(砂川判決と三池闘争;韓国四月革命;四・二六―不安の表象;五・一九―錯綜するドラマ)
3 メディアにおけるイメージ闘争(イメージ闘争への転換;消費される「岸信介」;噴出したマスコミ批判)
何が終わり、何が始まったか

著者等紹介

大井浩一[オオイコウイチ]
1962年、大阪市生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒。87年、毎日新聞社に入社。96年から学芸部で文学、論壇などを担当。2009年から学芸部編集委員。法政大学社会学部兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

midnightbluesky

1
あの盛り上がりとか情熱というのは何だったんだろう?と考えると、安保以後に生まれた世代には感じにくい。しかし、マスコミを通じて、一部の盛り上がりではなかったことが感じられる。2011/07/26

すずめ

0
新聞に表れるものから、60年安保についての当時の捉えられ方を分析する。当時の若者のやりどころのない不安や怒りが、過激なデモ行為に繋がっていったのならば、今の若者のそれは、いったいどこへ向いているのだろうか。2015/11/04

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