“戦争”のあとに―ヨーロッパの和解と寛容

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  • サイズ B6判/ページ数 290,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326351428
  • NDC分類 319.3
  • Cコード C3031

出版社内容情報

は し が き ──〈戦争〉のあとに──   田中 孝彦

序 章 国際政治の秩序転換とヨーロッパ   田中 孝彦
      ――衝突・和解・寛容――

第Ⅰ部 第一次世界大戦後の和解と寛容

第1章 戦間期ヨーロッパの「和解」と「寛容」   戸澤 英典
      ――パン・ヨーロッパ運動とその影響を中心に――

第2章 戦間期国際秩序における国際連盟   篠原 初枝
      ――ヨーロッパが育てたアメリカの構想――

第3章 戦間期ヨーロッパの国際的文学・思想運動   山口 俊章

第Ⅱ部 第二次世界大戦後の和解と寛容

第4章 独仏和解とフランス外交   上原 良子
      ――復讐から和解、そして「ヨーロッパ」へ――

第5章 西ドイツにおけるリベラルな国際文化交流   川村 陶子
      ――連合国文化政策がもたらしたもの――

第6章 冷戦秩序と歴史の転倒   田中 孝彦
      ――古いアメリカと新しいヨーロッパ――

第Ⅲ部 冷戦終焉をめぐる和解と寛容

第7章 冷戦の緊張緩和とヨーロッパ統合   山本 健

第8章 冷戦の終結とヨーロッパ市民   吉川 元

第9章 冷戦後東西ヨーロッパの経済的和解   杉浦 史和
      ――統合か、従属か――

終 章 和解と寛容にむけた総力戦   青木 人志
      ――あとがきにかえて――

参考文献
事項索引/人名索引
執筆者紹介

内容説明

混乱する世界秩序をどうするか!?ヨーロッパの歴史と知恵にそのヒントをさぐる。

目次

国際政治の秩序転換とヨーロッパ―衝突・和解・寛容
第1部 第一次世界大戦後の和解と寛容(戦間期ヨーロッパの「和解」と「寛容」―パン・ヨーロッパ運動とその影響を中心に;戦間期国際秩序における国際連盟―ヨーロッパが育てたアメリカの構想;戦間期ヨーロッパの国際的文学・思想運動)
第2部 第二次世界大戦後の和解と寛容(独仏和解とフランス外交―復讐から和解、そして「ヨーロッパ」へ;西ドイツにおけるリベラルな国際文化交流―連合国文化政策がもたらしたもの;冷戦秩序と歴史の転倒―古いアメリカと新しいヨーロッパ)
第3部 冷戦終焉をめぐる和解と寛容(冷戦の緊張緩和とヨーロッパ統合;冷戦の終結とヨーロッパ市民;冷戦後東西ヨーロッパの経済的和解―統合か、従属か)
和解と寛容にむけた総力戦―あとがきにかえて

著者等紹介

田中孝彦[タナカタカヒコ]
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)国際関係史学部博士課程修了(Ph.D.)。一橋大学法学部教授などを経て、早稲田大学政治経済学術院教授(国際政治史)

青木人志[アオキヒトシ]
一橋大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。一橋大学博士(法学)。一橋大学法学部助教授などを経て、一橋大学大学院法学研究科教授(比較法)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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