アメリカ外交の政治過程

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  • サイズ A5判/ページ数 325,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326351398
  • NDC分類 319.53
  • Cコード C3031

出版社内容情報

超大国の外交はいったいどのように決められているのか。シンクタンクやロビイストなどの役割とは。アメリカ政治外交を知るのにぴったりの教科書。

近年、アメリカ外交における公衆の役割が高まってきている。本書は、大統領と公衆の相互作用を一貫した軸として、利益団体、マスメディア、政党、世論などが外交にどのような影響をあたえるかを、体系的にまとめたものである。アメリカ政治外交をバランスよく、そして体系的に知るのにぴったりの教科書。

[関連書] M.グリーンほか編 『日米同盟─米国の戦略』 (勁草書房刊)


第1章 優位にたつ大統領
 1 アメリカ大統領のリーダーシップ
 2 大統領の権限
 3 大統領の役割
 4 大統領のパーソナリティと決定スタイル

第2章 ホワイトハウスと官僚機構
 1 アメリカの官僚制
 2 大統領府
 3 国家安全保障会議の変遷
 4 NSCと大統領決定スタイル

第3章 大統領と議会の権限争い
 1 抑制と均衡のシステム
 2 議会の問題点

第4章 公衆の役割と影響
 1 公衆と外交政策
 2 武力行使と公衆
 3 政治イデオロギーと外交政策
 4 政治文化と外交政策

第5章 世  論
 1 世論の本質
 2 世論と湾岸危機
 3 外交政策決定における世論の影響
 4 世論と政府の距離感の変化

第6章 メディア
 1 第四の権力
 2 仲介者としての側面
 3 外交政策におけるメディアの役割
 4 メディアと政策立案者の相互利用

第7章 政党政治
 1 二大政党制の展開
 2 選挙政治と外交政策
 3 超党派外交の伝統

第8章 利益団体
 1 利益団体とロビー活動
 2 シンクタンクの政策提言
 3 外国ロビー、エスニック・ロビー
 4 外交政策への影響力

第9章 大統領と公衆の相互作用
 1 大統領のもとに結集する公衆
 2 ブッシュ大統領のリーダーシップ

引用・参考文献
事項索引/人名索引

内容説明

近年、アメリカ外交における公衆の役割は高まってきている。本書は、大統領と公衆の相互作用を一貫した軸として、利益団体、メディア、政党、世論などが外交にどのような影響をあたえるのかを、体系的にまとめたものである。アメリカ政治外交をバランスよく、そして体系的に知るのにぴったりの教科書。

目次

第1章 優位にたつ大統領
第2章 ホワイトハウスと官僚機構
第3章 大統領と議会の権限争い
第4章 公衆の役割と影響
第5章 世論
第6章 メディア
第7章 政党政治
第8章 利益団体
第9章 大統領と公衆の相互作用

著者等紹介

浅川公紀[アサカワコウキ]
1944年山梨県生まれ。1975年早稲田大学大学院政治研究科修了。現在、武蔵野大学現代社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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あんころもち

8
日本政治からのアナロジーで捉えにくいアメリカ外交を支えるアクターについての概説。勉強にはなったが、中身の割に高い。新書で類書がないものか。2015/10/18

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