出版社内容情報
インドにおいては欧米の民主主義理論が普遍性を持つと考えられていたが,インドには独自の民主主義の発達のしかたがあることを理論的に提示した著者の代表的論文集。
内容説明
インド民主主義の変貌を描く。世界最大の民主主義国家における政党制・連邦制・地方自治の諸問題を分析。世界的に著名なインドの政治学者ラジニ・コタリ自選の政治論文集。
目次
第1章 インドにおける「コングレス・システム」
第2章 「ガリービー・ハターオー(貧困追放)」の政治経済学
第3章 一時代の終り
第4章 政治体制の建て直し
第5章 70年代を評価する
第6章 1984年:テロ国家の出現
第7章 穏健な国家の衰退
第8章 インドにおける民主主義とファシズム