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出版社内容情報
「虚偽で塗りこめられた圧制の体制」は,なぜ70余年も続いたのか。生身の人間が作った,矛盾に満ちた国の当り前の現実を明らかにし,ソ連研究のあり方についても考える。
【目次】
Ⅰ 旧ソ連社会のとらえ方―二層認識から四層認識へ―
 はじめに
 1 通俗的ソ連観の問題点―二層認識とその批判―
 2 二層認識から四層認識へ
 3 いくつかの事例
 4 事例の続き―民族問題―
 5 崩壊必然論とその批判
 6 現状と展望
Ⅱ 今日におけるスターリニズム研究の意味
 1 現代史への視角
 2 スターリニズム問題とその風化
 3 内在的理解の試み
 4 今後の課題
Ⅲ 社会主義と全体主義
 1 問題の所在
 2 「古典的」議論とその批判
 3 理念型としての全体主義
 4 比較の視座
 結びに代えて
Ⅳ 「歴史における必然性」再考
         ―ペレストロイカの終焉とソ連の解体をめぐって―
 はじめに
 1 ペレストロイカの挫折―社会主義改革から脱社会主義へ―
 2 ソ連解体について
 結びに代えて
 補説 if-history再考―「勝てば官軍史観」と「未練史観」を超えて―
Ⅴ ペレストロイカの後に―脱社会主義の困難な道―
 1 ペレストロイカ終焉以後の情勢をとらえることの難しさ
 2 重層的なシステム転換
 3 政治改革とその困難性
 4 経済改革とその矛盾
 5 ナショナル・アイデンティティの危機
 結びに代えて
 補説 マスコミにおける通俗的解釈の批判
Ⅵ 現代ロシアにおける「民主主義」と「権威主義」
 はじめに
 1 エリツィン大統領の「クーデター」―1993年9月21日の大統領令―
 2 10月の衝突とその直後
 3 12月選挙へ向けた情勢
 4 12月選挙・国民投票とその結果
 終わりに
各章成立事情についてのノート
人名索引
内容説明
「虚偽で塗りこめられた圧政の体制」は、なぜ70余年も続いたか。生身の人間が作った、矛盾に満ちた国の当り前の現実。社会主義は否定的に、ソ連は肯定的に。
目次
1 旧ソ連社会のとらえ方―二層認識から四層認識へ
2 今日におけるスターリニズム研究の意味
3 社会主義と全体主義
4 「歴史における必然性」再考―ペレストロイカの終焉とソ連の解体をめぐって
5 ペレストロイカの後に―脱社会主義の困難な道
6 現代ロシアにおける「民主主義」と「権威主義」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Toska
けふたろ
Nanami D.Kitago


              
              
              
              
              

