フロンティア実験社会科学<br> 選好形成と意思決定

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フロンティア実験社会科学
選好形成と意思決定

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  • サイズ A5判/ページ数 230p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326349159
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C3333

出版社内容情報

人々の選好はどのように形成され、どのような過程で意思決定がなされ、社会で生かされるのか。最新の理論、方法論、実証例を紹介。

フロンティア実験社会科学 刊行にあたって

はじめに



序章 選好と意思決定の問題[竹村和久]

 1.はじめに

 2.選好形成と意思決定の研究とは

 3.意思決定についての心理学と行動経済学とのかかわりの歴史

 4.意思決定過程研究の典型的な実験パラダイム

 5.本巻の構成



第?部 選好と意思決定過程分析のパラダイム



第1章 意思決定における「選好形成」問題[藤井聡・羽鳥剛史]

 1.はじめに

 2.ハイデガーの存在論に基づく選好形成理論

 3.選択が選好構造を形成する

 4.非道具的シンボル体系の形成としての,近代人的選好構造の形成

 5.おわりに



第2章 行動分析学と意思決定研究[丹野貴行・坂上貴之]

 1.はじめに

 2.行動分析学における選択行動研究の開始とマッチング法則

 3.理論的接続?:マッチング法則の理論的根拠としてのミクロ経済学

 4.理論的接続?:マッチング法則から派生した遅延割引研究

 5.理論的接続?:マッチング法則とプロスペクト理論

 6.実験的接続?:不確実性嫌悪と基準比率の無視における学習の要因

 7.実験的接続?:選択機会が選好に及ぼす影響

 8.実験的接続?:意思決定の変容過程の微視的分析

 9.おわりに



第3章 意思決定過程の脳機能画像研究[高橋英彦]

 1.はじめに

 2.意思決定の脳機能画像研究の方法論

 3.意思決定過程のfMRI研究

 4.妬みに関する脳活動

 5.他人の不幸は蜜の味

 6.神経経済学の発展

 7.確率の非線型な重みづけとドーパミン

 8.損失忌避とノルアドレナリン

 9.おわりに



第?部 選好と意思決定過程の分析と実証



第4章 選好の形成過程に関する実験的検討[井出野尚・竹村和久]

 1.はじめに

 2.選好形成過程に関する心理学的研究

 3.選好形成過程を扱った実験

 4.まとめと今後の展望



第5章 眼球運動測定装置を用いた意思決定過程分析[森井真広・坂上貴之]

 1.はじめに

 2.眼球運動研究の歴史と意義

 2.眼球運動の種類と基礎的知見

 3.行動分析学における選択行動と眼球運動の研究

 4.意思決定研究における眼球運動の研究

 5.選択や判断に関わる眼球運動についての研究



第6章 多段階多属性意思決定過程の計算機シミュレーション分析[竹村和久・原口僚平・玉利祐樹]

 1.はじめに

 2.決定方略についての知見と多段階決定方略

 3.計算機シミュレーション1の目的と方法

 4.計算機シミュレーション1の結果と考察

 5.計算機シミュレーション2の目的と方法

 6.計算機シミュレーション2の結果と考察

 7.総合考察

 8.まとめと今後の研究の問題



第7章 意思決定における確率荷重関数と時間割引関数[竹村和久・村上始]

 1.はじめに

 2.プロスペクト理論と確率荷重関数

 3.累積プロスペクト理論と確率荷重関数

 4.遅延価値割引と確率荷重関数

 5.確率荷重関数の推定実験

 6.遅延時間割引関数の推定

 7.結論と今後の課題



索引

執筆者紹介

竹村 和久[タケムラ カズヒサ]
編集

内容説明

多領域の研究者が結集して始まる、人間を知るための新たな試み。人々の選好はどのように形成され、どのような過程で意思決定がなされ、社会で生かされるのか。最新の理論、方法論、実証例を紹介。

目次

選好と意思決定の問題
第1部 選好と意思決定過程分析のパラダイム(意思決定における「選好形成」問題;行動分析学と意思決定研究;意思決定過程の脳機能画像研究)
第2部 選好と意思決定過程の分析と実証(選好の形成過程に関する実験的検討;眼球運動測定装置を用いた意思決定過程分析;多段階多属性意思決定過程の計算機シミュレーション分析;意思決定における確率荷重関数と時間割引関数)

著者等紹介

西條辰義[サイジョウタツヨシ]
1952年生まれ。ミネソタ大学大学院経済学研究科修了。PhD.(経済学)。オハイオ州立大学経済学部講師、カリフォルニア大学サンタバーバラ校経済学部助教授、筑波大学社会工学系助教授、大阪大学社会経済研究所教授、高知工科大学制度設計工学研究センター長、一橋大学経済研究所教授を経て、現在、総合地球環境学研究所プログラムディレクター。文部科学省特定領域研究「実験社会科学―実験が切り開く21世紀の社会科学」代表。専門は制度設計工学、公共経済学

竹村和久[タケムラカズヒサ]
1960年生まれ。同志社大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)、博士(医学)。現在、早稲田大学文学学術院教授、同大学意思決定研究所所長。専門は社会心理学、意思決定論、行動計量学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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JJ

0
人間の意思決定に関する面白い研究が章ごとに書かれている。選好は選択を決定するけど選択も選好を決定するって話は確かにって思った。2018/10/23

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