現代中国地域研究叢書<br> 20世紀初頭の清朝とドイツ―多元的国際環境下の双方向性

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現代中国地域研究叢書
20世紀初頭の清朝とドイツ―多元的国際環境下の双方向性

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  • サイズ A5判/ページ数 343p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326349029
  • NDC分類 319.220
  • Cコード C3331

出版社内容情報

1900年代の清朝の外交的主体性とドイツの対清政策の相互作用を、両国の史料をもとに検討し、清朝外交の可能性と限界、ドイツの対清政策の構造、東アジアとヨーロッパの国際関係の連動を解明する。外交アクターとしての清朝を設定することで、政治・通商・交流など多様な領域が相互に影響し合う清独関係の新しい描像を考察する1冊。

内容説明

東アジアは欧米列強間権力政治の単なる舞台なのか。外交主体としての中国を見据え、1900年代清独関係の展開と特徴を検討する。

目次

序章 清独関係を理解するための視点
第1章 清独関係史概観(1860~1900年)
第2章 義和団戦争と謝罪使をめぐる中独関係
第3章 清独関係からみる考察政治大臣派遣―そのドイツ視察とドイツの対清政策
第4章 東アジア協商体制の成立と独米清連携構想(1907~1909年)
第5章 醇親王の使節外交の展開と独米接近(1909~1911年)
第6章 通商条約改正交渉をめぐる清独関係(1903~1911年)
終章 不平等条約に基づく中独関係の解明にむけて

著者等紹介

小池求[コイケモトム]
1979年、群馬県生まれ。日本学術振興会特別研究会員PD(成城大学法学研究科)、神奈川大学法学部非常勤講師。2002年東洋大学文学部史学科卒。2004年東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻修士課程修了、2012年同博士課程満期単位取得退学。2014年博士号(学術)取得。2012年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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