海洋戦略論―大国は海でどのように戦うのか (第2版)

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海洋戦略論―大国は海でどのように戦うのか (第2版)

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  • サイズ B5判/ページ数 272p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326303649
  • NDC分類 397.3
  • Cコード C3031

出版社内容情報

大国の海洋戦略は何で決まるのか? 画期的な研究として好評を博した著書が、最新の情勢を踏まえて強力にアップデート!

本書は、大国の海洋戦略を決める要因を理論的に分析して高い評価を得た研究書の第2版。分析する国はシーパワーの米国、英国、日本と、ランドパワーであるロシア、中国、インドの6か国。比較の視点は領海拒否、制海、戦略投射の3つ。初版刊行後の日本の戦略三文書、台湾有事の可能性、ウクライナ戦争勃発など、情勢の変化を分析に組み入れる。


【目次】

第2版まえがき

初版まえがき

第Ⅰ部 海洋戦略の理論的視座

第1章 海洋戦略とは何を論じるものなのか
 1 国際システムと軍事戦略の変遷
 2 海洋軍事戦略を構成する3つの要素
 3 前提仮定ならびに問題の所在
 4 予想される変数の提示ならびに分析対象国の選定

第2章 海洋領域における軍事戦略の構成要素と分析枠組み
 1 従来のシーパワー論とその問題点
 2 分析枠組みの導出過程 (1):冷戦後期の極東戦域
 3 分析枠組みの導出過程 (2):21世紀のアジア太平洋
 4 制海概念にまつわる議論:古典的シーパワー論
 5 海洋における軍事力の役割1:第二次世界大戦以降のシーパワー論
 6 海洋における軍事力の役割2:通常戦力による抑止
 7 軍事力使用のハードル1:人的損害の忌避
 8 軍事力使用のハードル2:距離の専制
 9 「攻撃-防御」二元論は成り立つのか
 10 小結:ここまでに見出された主な論点

第Ⅱ部 海洋国家の海洋戦略を読み解く

第3章 米国:制海と戦力投射への依存
 1 ソ連海軍の台頭と制海重視:冷戦末期(1980~1989年)
 2 制海を前提とした戦力投射:ポスト冷戦期(1990~2009年)
 3 再び制海へ:中国の海洋進出(2010~2025年)
 4 米空軍における戦略目標の変遷:戦略爆撃と遠征軍

第4章 英国:低下する戦力と,変わらない戦力組成
 1 海洋領域における軍事戦略目標の変遷
 2 独立核戦力の維持
 3 フォークランド紛争までの状況(1980~1981年)
 4 フォークランド紛争における作戦能力の限界(1982年)
 5 フォークランド紛争以降(1983~2025年)

第5章 日本:ソ連・中国に対する領域拒否と制海の追求
 1 冷戦末期:ソ連に対する領域拒否と制海能力(1980~1989年)
 2 ポスト冷戦期:活動領域の拡大と制海能力の向上(1990~2009年)
 3 中国の海洋進出:領域拒否への再投資(2010~2025年)
 4 海上自衛隊の保有アセットからみた評価

第Ⅲ部 大陸国家の海洋戦略を読み解く

第6章 ロシア:一貫した領域拒否と限定的な戦力投射
 1 冷戦末期の海洋要塞戦略(1980~1989年)
 2 ソ連崩壊以降の戦力低下(1990~2009年)
 3 戦力回復期における領域拒否の優先(2010~2025年)
 4 ロシアの軍事戦略目標

第7章 インド:典型的ランドパワーからインド洋の制海へ
 1 米国との潜在的対立と領域拒否の強化(1980~1989年)
 2 冷戦終結後:インド洋における制海能力の強化(1990~2009年)
 3 中

内容説明

本書は、大国の海洋戦略を決める要因を理論的に分析して高い評価を得た研究書の第2版。分析する国はシーパワーの米国、英国、日本と、ランドパワーであるロシア、中国、インドの計6か国。領海拒否、制海、戦略投射の3点で各国を比較し、海洋領域の軍事戦略を理解するための見取り図を提示。初版刊行後の日本の戦略三文書、台湾有事をめぐる情勢、ウクライナ戦争の勃発など、めまぐるしい情勢の変化を分析に組み入れる。

目次

第1部 海洋戦略の理論的視座(海洋戦略とは何を論じるものなのか;海洋領域における軍事戦略の構成要素と分析枠組み)
第2部 海洋国家の海洋戦略を読み解く(米国:制海と戦力投射への依存;英国:低下する戦力と、変わらない戦力組成;日本:ソ連・中国に対する領域拒否と制海の追求)
第3部 大陸国家の海洋戦略を読み解く(ロシア:一貫した領域拒否と限定的な戦力投射;インド:典型的ランドパワーからインド洋の制海へ;中国:領域拒否から制海と戦力投射へ)
結論 海洋戦略をめぐる因果推論

著者等紹介

後瀉桂太郎[ウシロガタケイタロウ]
1等海佐、海上自衛隊幹部学校防衛戦略教育研究部主任研究開発官。練習艦隊司令部、護衛艦みねゆき航海長、護衛艦あたご航海長、護衛艦隊司令部、海上自衛隊幹部学校研究部員/戦略研究室教官、海上幕僚監部防衛課勤務(内閣府総合海洋政策推進事務局出向)、統合幕僚学校主任研究官などを経て2023年3月より現職。1997年に防衛大学校国際関係学科卒。2017年に政策研究大学院大学安全保障・国際問題プログラム博士課程修了、博士(国際関係論)取得。2018年にはオーストラリア海軍シーパワーセンター/オーストラリア・ニューサウスウェールズ大学キャンべラ校客員研究員を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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