出版社内容情報
コロナ禍において、世界は、そして日本はどのように対応したか。COVID-19が引き起こした政治や経済、公共政策の変容に迫る。
本書は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が世界的にみられる現状を受け、主に2020年から2021年までの期間に注目し、世界が同時に経験した未曽有のパンデミックを、政治学、比較政治学、行政学、国際政治学、経済学、経営学など、多様な学問分野の専門家が社会科学の研究対象としてどのように捉えたのかについてまとめる。
内容説明
コロナ禍において、世界は、そして日本はどのように対応したのか。COVID‐19が引き起こした社会の変容に迫る。
目次
第1部 世界の状況(コロナ禍のドイツ―危機管理における政治的リーダーシップ;英国におけるCOVID‐19に対する経済政策および社会政策の効果―移譲された合意なのか?;ブラジル―コロナ危機の構図と政策のトリレンマ;トルコにおけるCOVID‐19の流行と政治的課題の顕在化;国境をめぐる命と経済のジレンマ―往来制限は正しい感染症対策なのか ほか)
第2部 日本国内の状況(COVID‐19パンデミック下の政府による規制と市民の態度;新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)とソーシャル・キャピタル―東京都を対象としたインターネット調査による検討
COVID‐19による日本社会の変容と企業の持続可能な発展
COVID‐19パンデミックから市民育成を探究する
命と経済のいずれを優先するのか、その二者択一は可能なのか)
著者等紹介
岩崎正洋[イワサキマサヒロ]
日本大学法学部教授。東海大学大学院政治学研究科博士課程後期修了。博士(政治学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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