帝国とヨーロッパのあいだで―イギリス外交の変容と英仏協商 1900‐1905年

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帝国とヨーロッパのあいだで―イギリス外交の変容と英仏協商 1900‐1905年

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  • サイズ A5判/ページ数 388p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326303083
  • NDC分類 319.330
  • Cコード C3031

出版社内容情報

「光栄ある孤立」はもう持たない──イギリス外交の転換点となり、二度の世界大戦の遠因ともなった知られざる交渉に光を当てる。

1904年、イギリスは長年対立してきたフランスと英仏協商を締結した。本書は、この協定締結に焦点を当て、20世紀初頭のイギリス外交を帝国防衛と欧州勢力均衡との連関という視点から検討するものである。イギリスが「光栄ある孤立」から脱却し、欧州国際政治が硬直化していくさまを、ランズダウンの外交交渉を軸に活写する。

内容説明

外相ランズダウンの苦悩と決断。「光栄ある孤立」はもうもたない―大英帝国が衰退するなかで外務大臣についたベテランの政治家は、イギリス外交の新たな伝統をどのように築いたのか?世界大戦の構図を形成した知られざる交渉に光を当てる。

目次

序章 二〇世紀初頭における国際政治の転換
第1章 「光栄ある孤立」の動揺と終焉、一九〇〇‐一九〇二年
第2章 新時代の到来と英仏接近の萌芽、一九〇二‐一九〇三年
第3章 英仏協商の締結とモロッコ、一九〇三‐一九〇四年
第4章 日露戦争による制約と大国間関係の再編、一九〇四‐一九〇五年
第5章 第一次モロッコ事件と英仏協商の深化、一九〇五年
終章 英仏協商の意義―イギリス外交の新たな伝統として

著者等紹介

谷一巳[タニカズシ]
1989年生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程修了、博士(法学)を取得。慶應義塾大学大学院法学研究科助教、中曽根康弘世界平和研究所研究助手などを経て、現在、日本国際問題研究所研究員、専門は国際関係論、イギリス外交史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ワッキー提督

4
世紀転換期において「帝国防衛」に対応しきれないという課題に直面したイギリスが、「光栄ある孤立」から脱却して列強同士の包括的な協定を締結し、最終的にヨーロッパにおける軍事同盟色を帯びた関係を構築するに至った過程として、英仏協商の締結と深化について取り上げた一冊。第3章の英仏協商の締結、第4章の日露戦争による国際環境の変化、第5章の第一次モロッコ事件と英仏連携の強化という、わずか2年ほどの一連の流れが丹念に分析されており、後世への影響も含め非常に刺激的であった。2022/01/09

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