出版社内容情報
なぜ、全47都道府県は一糸乱れず東京に事務所を置いているのか? その理由を探ってみると、中央地方関係の意外な姿が見えてくる!
一般にはあまり知られていないが、東京都も含め全47都道府県が「東京事務所」を設置している。近年の地方分権改革で中央地方関係が対等・協力に変わり、三位一体の改革で国の補助金はだいぶ少なくなったにもかかわらず、なぜ都道府県の東京事務所は残り続けるのか。その実態を調査し、国・都道府県関係の変遷と実態を明らかにする。
内容説明
一般にはあまり知られていないが、東京都も含め全47都道府県が中央省庁との連絡調整のため「東京事務所」を設置している。近年の地方分権改革で中央地方関係が対等・協力に変わり、三位一体の改革で国の補助金はだいぶ少なくなり、首都圏の都県だとすぐ霞が関に行けるにもかかわらず、東京事務所はなぜ残り続けるのか?本書ではその実態をアンケートやインタビューで調査し、中央地方関係の変遷と実像に新たな光を当てる。
目次
序章 問題意識と分析視角:なぜ東京事務所が必要なのか
第1章 東京事務所の現況と設置の経緯
第2章 東京事務所の活動実態とその変化
第3章 省庁県人会と東京事務所
第4章 東京事務所間の連携組織
第5章 すべての都道府県が東京事務所を置く理由
終章 結論と含意
著者等紹介
大谷基道[オオタニモトミチ]
1970年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程研究指導修了退学、同大学院で博士(政治学)を取得。茨城県職員、(公財)日本都市センター主任研究員、名古屋商科大学教授などを経て、獨協大学法学部教授、専門は行政学、地方自治論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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