出版社内容情報
観光立国政策の推進に向けて内閣府が行った世論調査によれば、海外に発信すべき日本の魅力の1位は「神社、仏閣など歴史的建造物や街並み」である。また、多くの地方自治体では、主に文化遺産として世界遺産の登録を目指す運動が進められている。本書は、こうした地域資源を維持・管理し、活用する観光政策を多角的に検証する。
内容説明
最新の政策・研究手法・事例を盛り込んだ、新たに観光政策を学ぶ人を対象とした、「地域社会のキーパーソン」養成に役立つテキスト!
目次
第1章 国際親善文化観光都市としての軽井沢町
第2章 世界遺産を奇貨としたまちづくり、観光振興
第3章 高崎の食発信と観光―『開運たかさき食堂』のブランド化戦略
第4章 地域資源を活用した体験・交流型観光政策の展開と課題―千葉県芝山町と山形県飯豊町を事例に
第5章 グリーン・ツーリズムの現状と新たな展開可能性
第6章 観光行政と政策評価
第7章 観光資源・イベントの経済評価
第8章 観光政策と産業連関分析
第9章 群馬県における観光資源としての産業遺産活性化に向けた動向と課題
第10章 観光における地域ブランドの役割―茨城県ひたちなか市における取組みを実践事例として
第11章 “旬”を旅する―愛唱歌をくちずさみながら