内容説明
クロススケールガバナンスの誕生。ＥＵ、国家、地方政府といった既存の政治空間（スケール）を超える、新たなガバナンスの形。マルチレベルからクロススケールへと変化するヨーロッパ政治の最前線！
目次
序章 マクロリージョンの登場と欧州地域政策空間の再編成
第１章 マクロリージョンとは何か
第２章 国際政治学への批判的視座：スケール、リージョン、アイデンティティ
第３章 クロススケールガバナンスの誕生
第４章 欧州地域政策と攪乱的計画空間の登場
第５章 ＥＵ地域政策ＩＮＴＥＲＲＥＧとマクロリージョンの具現化
第６章 バルト海でのマクロリージョン生成：国家主導型クロススケールガバナンス
第７章 北海でのマクロリージョン生成：地方政府主導型クロススケールガバナンス
第８章 スケール間の政治とマクロリージョン
著者等紹介
柑本英雄［コウジモトヒデオ］
１９６２年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。早稲田大学大学院社会科学研究科博士後期課程満期退学。学術博士（早稲田大学）。弘前大学人文学部教授、ブリティッシュ・コロンビア大学客員教授を経て、実践女子大学人間社会学部教授。専門はＥＵ地域研究、国際政治学、国際関係論（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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