内容説明
ヨーロッパの壮大な「実験」をどう理解するか?本書は、古くから最新までのヨーロッパ統合理論を、それぞれの第一人者がバランスよく説明した良質の教科書。連邦主義や新機能主義といった伝統的な統合理論から、新制度主義やコンストラクティヴィズム、さらにはジェンダーといった「新規参入組」まで扱う。
目次
統合理論のモザイク状況への招待
連邦主義
新機能主義
リベラル政府間主義
ガバナンス・アプローチ
政策ネットワーク論
新制度主義とヨーロッパ統合
ソーシャル・コンストラクティヴィズムとヨーロッパ統合
ディスコース・アプローチ
ジェンダーとヨーロッパ統合
規範的理論とEU:契約と共同体のあいだ
批判的政治経済学
統合理論を総括する
著者等紹介
ヴィーナー,アンツェ[ヴィーナー,アンツェ][Wiener,Antje]
ドイツ・ハンブルグ大学政治学部教授
ディーズ,トマス[ディーズ,トマス][Diez,Thomas]
ドイツ・テュービンゲン大学政治学研究所教授
東野篤子[ヒガシノアツコ]
慶應義塾大学法学部卒業。英国バーミンガム大学政治・国際関係学部博士課程修了、Ph.D.(政治学)取得。同大学専任講師、広島市立大学准教授などを経て、筑波大学大学院人文社会科学研究科准教授、専門はヨーロッパ国際政治、国際関係理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- バケツ 文春文庫




