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コミュニティ科学―技術と社会のイノベーション

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  • サイズ A5判/ページ数 226p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326301836
  • NDC分類 301
  • Cコード C3031

出版社内容情報

「高負担・高満足か、低負担・低満足か」という二者択一ではなく、満足度が高く、しかも社会コストが低い社会を作り出すアプローチがある。コミュニティ・ソリューションだ。本書は、医療・教育・保育・まちづくりなど喫緊の社会課題を解決する「コミュニティ科学」という新しい発想による理論と方法論を、豊富な実例をあげて提示する。

目次
はじめに:新しい発想で社会発展の道を探る
第1章 コミュニティ科学とは何か
 1 コミュニティ科学の基本シナリオ
 2 コミュニティ科学の2つの特徴
 3 ゲーム理論のミッシングリンクとしてのソーシャル・キャピタル
 4 制度論から見たコミュニティ科学
第2章 理論的背景と位置づけ
 1 コミュニティ科学の社会的背景
 2 コミュニティの2つの捉え方
 3 問題解決を高める力
 4 コミュニティとソーシャル・キャピタルを活かす
 コラム1 実空間情報クリッピングシステム「InfoClip」
 コラム2 「未来見」と「InfoClip」を用いた「まちなか情報マップ」
第3章 コミュニティ科学のモデルとツール
 1 現実空間と情報空間のつながりのメリットを活かす
 2 子育て安心社会の実現
 3 信頼される学校を創る
 4 スポーツコミュニティにおける現実空間と情報空間
 5 時空間情報モデル
 6 「コミュニティ社会基盤」の考え方と機能モジュール
 コラム3 「アクティブアバター」による複合型コミュニティ形成支援
 コラム4 「リアル社会連携型SNS」による子どもクラブコミュニティ形成支援
第4章 複合型コミュニティにおける社会規範をめぐって──遠隔予防医療における「額縁効果」
 1 コミュニティ型遠隔医療
 2 ネットワークによる「社会規範」形成
 3 医師が驚くほどの効果が
 コラム5 奥多摩町における遠隔予防医療の意義
 コラム6 奥多摩町における遠隔予防医療相談システム
第5章 にぎわいのあるまちなかの安心と経済
 1 まちなかのコミュニティ・ソリューションからの地域再生
 2 青森まちなかの社会基盤づくり
 3 まちなかマーケティングの実践によるコミュニティ社会基盤の構築
 4 マイクロ商圏ビジネスによるダブルボトムラインの実現
 コラム7 「コモビ携帯(実空間透視ケータイ)」によるコミュニティ空間共有
おわりに:コミュニティ科学の可能性と課題
付録 「コ・モビリティ社会の創成」プロジェクト
あとがき
索  引
執筆者プロフィール

内容説明

「高負担・高満足か、低負担・低満足か」という二者択一ではなく、満足度が高く、しかも社会コストが低い社会を作り出すアプローチがある。コミュニティ・ソリューションだ。本書は、医療・教育・保育・まちづくりなど喫緊の社会課題を解決する「コミュニティ科学」という新しい発想による理論と方法論を、豊富な実例をあげて提示する。

目次

はじめに 新しい発想で社会発展の道を探る
第1章 コミュニティ科学とは何か
第2章 理論的背景と位置づけ
第3章 コミュニティ科学のモデルとツール
第4章 複合型コミュニティにおける社会規範をめぐって―遠隔予防医療における「額縁効果」
第5章 にぎわいのあるまちなかの安心と経済
おわりに コミュニティ科学の可能性と課題
付録 「コ・モビリティ社会の創成」プロジェクト

著者等紹介

金子郁容[カネコイクヨウ]
1948年生まれ。慶應義塾大学工学部卒業。Ph.D.(オペレーションズ・リサーチ、スタンフォード大学)。現在、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授

玉村雅敏[タマムラマサトシ]
1971年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程修了。博士(政策・メディア)。現在、慶應義塾大学総合政策学部准教授

宮垣元[ミヤガキゲン]
1970年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程修了。博士(政策・メディア)。現在、甲南大学文学部社会学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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