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出版社内容情報
ジャーナリズム批判の一歩先へ。ニュースの裏にある「みえない権力」をみつめ、新たなジャーナリズム論をつくりあげる。
誤報…偏向…娯楽化…ジャーナリズムに対するこんな批判をこえて、政治理論・社会理論の成果をふまえたジャーナリズム論が、いま必要である。メディアの裏にある「不可視の権力」をあぶりだし、ジャーナリズム分析の新たな視角を示す。
関連書:同著者 『政治コミュニケーション─理論と分析─』(小社刊)
【目次】
はじめに
Ⅰ ジャーナリズム論の方法
第一章 拡大する「政治」とジャーナリズム
第二章 日本のジャーナリズム論の現代的課題
第三章 客観報道とニュース・バリュー
Ⅱ ニュース分析の視点
第四章 アジェンダ設定と「社会的現実」の構築
第五章 ニュースの言説分析
Ⅲ メディア・イベントとメディア言説
第六章 集合的記憶とマス・メディア
──「ホロコースト」を事例として──
第七章 メディア・イベントの政治学
──イギリスのホロコースト・メモリアル・デイ(第一回)を事例として──
あとがき
引用・参考文献
索引
内容説明
ニュースの裏にある「不可視の権力」を探り、ジャーナリズム分析の新たな手法を示す。
目次
1 ジャーナリズム論の方法(拡大する「政治」とジャーナリズム;日本のジャーナリズム論の現代的課題;客観報道とニュース・バリュー)
2 ニュース分析の視点(アジェンダ設定と「社会的現実」の構築;ニュースの言説分析)
3 メディア・イベントとメディア言説(集合的記憶とマス・メディア―「ホロコースト」を事例として;メディア・イベントの政治学―イギリスのホロコースト・メモリアル・デイ(第一回)を事例として)
著者等紹介
大石裕[オオイシユタカ]
1956年東京生まれ。1979年慶應義塾大学法学部政治学科卒業。1985年同大学院法学研究科博士課程(政治学専攻)修了。財団法人電気通信政策総合研究所、関西大学社会学部を経て、慶應義塾大学法学部政治学科教授(法学博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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