国家論大綱〈第1巻 下〉

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国家論大綱〈第1巻 下〉

  • 滝村 隆一【著】
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  • 勁草書房(2003/07発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 717p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326301492
  • NDC分類 311
  • Cコード C3031

出版社内容情報

著者が40年の長きに亘って研鑚を続けてきた理由は、政治学における学問的国家論の実質的不在である。政治学の状況は現在でもさほど変わらない。従って本書(上下巻)は、現時的で望みうる唯一の体系的国家論である。下巻では本論の途中、第六篇「国家権力の現実的構成」から始まる。この巻には、第三部「特殊的国家論」と呼ばれる補論が含まれる。対象はファシズム国家、社会主義専制国家、EUである。特に社会主義専制国家論は、マルクス主義階級国家論に対する徹底批判として、本書中の白眉をなす。国家はなぜ死滅しないのか、胸に手を当ててじっくり考えてみるべき時である。

同著者 『国家論大綱 第一巻 上』 8500円

本論 国家とは何か?[一般的国家論]

第六篇 国家権力の現実的構成
17 国家権力の政治形態としての現実的構成
18 議会制民主主義と<政党>
19 補論──近代政党の前史・前提と先駆的諸説
20 <世論>とマス・メディア

第七篇 国家・国家権力の現実的構成
21 <領域・領土>とは何か?
22 補論──領域・領土をめぐる諸学説の解体
23 国家権力の<中央─地方的>構成
24 総括──国家の現実的構成と<国家形態>

第八篇 国家の思想的・観念的構成
25 国家と法
26 国家と宗教
27 <国民国家>思想と人権論
28 思想・学説としての契約国家論
29 法・国家と<権利>
30 G・イェリネックの国家法人説
31 <公・私法>とドイツ国家学

第九篇 総括
32 理論的総括1
33 理論的総括2
34 理論的総括3
35 方法的総括

補論 特殊的国家論

第一篇 <近代>専制国家登場の意味
1 「ファシズム」国家とは何か?
2 丸山「ファシズム」論の解体
3 補論──第二帝政とビスマルク体制について

第二篇 死滅せざる国家について
4 マルクス主義国家死滅論の解体
5 「社会主義」専制国家論
6 国家連合──とくにEUについて

あとがきにかえて──わが学的方法の開拓過程

目次

本論 国家とは何か?―一般的国家論(国家権力の現実的構成;国家・国家権力の現実的構成;国家の思想的・観念的構成;総括)
補論 特殊的国家論(“近代”専制国家登場の意味;死滅せざる国家について)

著者等紹介

滝村隆一[タキムラリュウイチ]
1944年倉敷市に生まれる。1970年法政大学社会学部卒。専攻、政治理論
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。