分権時代の自治体文化政策―ハコモノづくりから総合政策評価に向けて

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分権時代の自治体文化政策―ハコモノづくりから総合政策評価に向けて

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  • サイズ A5判/ページ数 158p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326301416
  • NDC分類 709
  • Cコード C3031

出版社内容情報

この10年、「地方の時代、文化の時代」といわれながらも、自治体文化行政は、公共投資主導型の経済政策に誘導されて、基本理念も政策思考も未熟なままに、いわゆるハコモノづくりに終始してきた。他方、1999年、さまざまな欠陥を伴いながらも、地方分権の扉を開く「地方分権一括法」が成立した。ここにはじめて、これまでの国モデル需要型・他自治体事業モデル追随型の「文化行政」から、自立した「文化政策」への転換を図るべき時が到来した。
 本書は、文化政策をいよいよ実質化してきた分権時代における自治体の中心的な総合政策として

【目次】
第1章 自治体文化政策の基本視点
 1 自治体文化行政の再点検
 2 「文化行政」の基本構造に関する考察
 3 公共文化政策をめぐる理念的考察

第2章 自治体文化政策基本モデルと政策理念
 1 自治体文化政策の理論モデル形成
 2 市民文化の活性化とコミュニティ、NPO政策
 3 都市文化と自治体文化政策
 4 行政の文化化と自治体文化政策

第3章 文化政策と芸術文化
 1 文化政策と政策企画のあり方
 2 自治体文化政策と芸術文化
 3 芸術文化の公的支援と政府
 4 地方自治体の芸術政策革新の視点

第4章 結び

あとがき
参考文献リスト
索引

内容説明

公共投資主導型「文化行政」からの転換。自治体の主体的・中心的な総合政策として「文化政策」を位置づけ、自立的な政策のあり方と、その政策体系を実質的に応用しうる基本モデルの構築を試みる。

目次

第1章 自治体文化政策の基本視点(自治体文化行政の再点検;「文化行政」の基本構造に関する考察;公共文化政策をめぐる理念論的考察)
第2章 自治体文化政策基本モデルと政策理念(自治体文化政策の理論モデル形成;市民文化の活性化とコミュニティ、NPO政策;都市文化と自治体文化政策;行政の文化化と自治体文化政策)
第3章 文化政策と芸術文化(文化政策と政策企画のあり方;自治体文化政策と芸術文化;芸術文化の公的支援と政府;地方自治体の芸術政策革新の視点)
第4章 結び

著者等紹介

中川幾郎[ナカガワイクロウ]
1946年大阪府生まれ。1969年同志社大学経済学部卒業、大阪府豊中市役所を経て。1997年大阪大学大学院国際公共政策研究科博士前期課程修了。2000年大阪大学博士(国際公共政策)。現在帝塚山大学法政策学部教授。著書に『アーツ・マネジメント概論』(共著、水曜社、2001年)、『日本産業の構造変革』(共著、大阪大学出版会、2000年)、『自治体職員の能力』(共著、公人の友社、1996年)、『新市民時代の文化行政』(公人の友社、1995年)、『竹内好の文学と思想』(オリジン出版センター、1985年)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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