ラスキとホッブハウス―イギリス自由主義の一断面

ラスキとホッブハウス―イギリス自由主義の一断面

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  • サイズ A5判/ページ数 217,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326301119
  • NDC分類 311.233
  • Cコード C3011

出版社内容情報

20世紀初頭のイギリスにおいて展開した〈政治的多元主義〉と〈新自由主義〉に関して,ラスキとホッブハウスを中心に探求した基礎的研究。

【目次】

 はしがき

Ⅰ ラスキ研究
第1章 ラスキの法理論
     ―法と政治との関連性―

第2章 ラスキの行政理論
     ―Civil Service について―

第3章 ラスキの地方制度理論
     ―地方分権への一提言―

Ⅱ ホッブハウス研究

第4章 ホッブハウスの国家理論
     ―形而上学的国家論批判について―

第5章 ホッブハウスの自由理論
     ―ニュー・リベラリズムの位相―

Ⅲ 比較思想(史)研究

第6章 ラスキと団体人格論
     ―イギリスにおける団体主義の発展―

第7章 ラスキと新自由主義
     ―ホッブハウスとの思想的関連性―

 参考文献
 事項索引
 人名索引

内容説明

20世紀初頭のイギリスにおいて展開した政治的多元主義と新自由主義を、ラスキとホッブハウスを中心に研究。

目次

1 ラスキ研究(ラスキの法理論―法と政治との関連性;ラスキの行政理論―Civil Serviceについて;ラスキの地方制度理論―地方分権への一提言)
2 ホッブハウス研究(ホッブハウスの国家理論―形而上学的国家論批判について;ホッブハウスの自由理論―ニュー・リベラリズムの位相)
3 比較思想(史)研究(ラスキと団体人格論―イギリスにおける団体主義の発展;ラスキと新自由主義―ホッブハウスとの思想的関連性)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5
イギリスの政治学者ラスキへの、ホッブハウス、オースティン、バーカーらの影響の検討。 従来、ラスキ思想は初期−政治的多元主義、中期−マルクス主義、後期−社会民主主義という段階で捉えられてきた。政治的多元主義論の形成にはギールケ由来の団体人格論が大きく作用した。しかしコーエンの批判やナチス組合主義の目撃により、中期から後期にかけて団体人格論と訣別した。 ラスキ、20世紀の日本の政治学にとって重要そうなので、もう少し勉強したい。2023/08/15

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