出版社内容情報
東南アジアの国家・地域・国際レベルでの分析を通じて,地域国際関係の理論化を試み,東南アジア国際関係の全体像及び構図を,多角的な視点から解明したものである。
【目次】
はしがき
序 章 東南アジアにおける「理論地理学」をめざして
第1部 国家レベル
第1章 東南アジア発展の政治学
第2章 東南アジア諸国の権威主義体制と対外政策
―タイにおける政治と外交の連繋―
第2部 地域レベル
第3章 東南アジアの地域主義とASEAN本質論
第4章 東南アジアの地域協力と安全保障体制
第3部 国際システム・レベル
第5章 「戦略トライアングル」からみた東南アジアの国際関係
第6章 東南アジアと日本
終 章 東南アジア国際関係の将来
基本参考文献
内容説明
東南アジアの国家・地域・国際レベルでの分析を通じ、地域国際関係の理論化を試みる。東南アジア全体像解明の理論的考察。
目次
序章 東南アジアにおける「理論地域学」をめざして
第1章 東南アジア発展の政治学
第2章 東南アジア諸国の権威主義体制と対外政策
第3章 東南アジアの地域主義とASEAN本質論
第4章 東南アジア地域協力と安全保障体制
第5章 「戦略トライアングル」からみた東南アジアの国際関係
第6章 東南アジアと日本
終章 東南アジア国際関係の将来
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
matsuyox
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東南アジア、主にASEANにおける理論研究の整理を試みた一冊。欧米主流の学問である国際関係論と、問題志向的で理論よりも事例研究に重点を置きがちな地域研究を統合させるという発想から、WW2以降の東南アジア地域史をうまくまとめている。また、今後の東南アジア研究の足がかりとしてほしいという筆者のコメント通り、幅広く様々な研究を紹介している。 ただし、書かれたのが1996年であり、翌年のアジア通貨危機によりアジア研究のアプローチが大きく変わってきていることを考えると、それ以降に適用できるかは検討する必要がある。2011/01/23
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