出版社内容情報
拡大ASEAN，EAEC，APEC等々，様々な動きをみせるアジア太平洋地域の現場をにらみながら日本の「大国の責務」を明確にし，アジアにおける日本の役割を論ずる。
【目次】
はしがき
序 章 21世紀へ向かうアジア太平洋と日本
第１部 経済発展とアジアの国際関係
第１章 ポスト冷戦期のアジア太平洋地域秩序の模索
―ASEAN・APEC関係の変容をとおして―
第２章 バランスのとれた開発における民主主義、人権、社会正義
第３章 「Pax Asean」を求めて
―アジア太平洋の世紀へのシナリオ―
第２部 政治的自立と統合の模索
第４章 朴正熙政権期韓国の「自立」と正統性問題
―「善意の競争」提案と「国民総和」概念―
第５章 インドネシア・マレーシア・タイにおける権威主義体制の
比較研究
第６章 マレーシアの国民意識形成
―マレーシア・インド人からみた言語・教育政策―
第７章 ベトナム・インドシナ・東南アジア
―ベトナムのインドシナ体験の歴史的意味―
第３部 日本外交とアジア
第８章 貿易振興政策と日米関係
―占領政策の転換を中心にして―
第９章 日中関係の新段階
第10章 韓・日国交正常化過程における朴正熙政権の対応
―朴政権の「政治運営」の観点から―
第11章 日本とASEANのパートナーシップ
―『外交青書』からの教訓―
第12章 日本と中東
―日本外交の自立化と中東外交―
第４部 日本の国際化とアジア
第13章 日本の国際化とアジアへのアプローチ
第14章 地域の国際交流と外国人流入問題
第15章 日本の政府開発援助（ODA)
―エンパワーメント・アカウンタビリティから見たその特質―
索 引
内容説明
拡大ＡＳＥＡＮ、ＥＡＥＣ、ＡＰＥＣ…「大国」としての日本の役割。
目次
第１部 経済開発とアジアの国際関係
第２部 政治的自立化と統合の模索
第３部 日本外交とアジア
第４部 日本の国際化とアジア
