出版社内容情報
国際政治学の峻英によるヨーロッパの危機的状況の分析である。米ソ間の新しい展開をむかえて,ヨーロッパはどう対応するのか。核問題・新冷戦状況を中心に現代の位相を分析。
【目次】
はしがき
序 現代ヨーロッパ国際政治への視座
Ⅰ 新冷戦状況とヨーロッパ
新冷戦状況の本質
ヨーロッパの精神と現実
―米ソ対立のはざまで―
ヨーロッパの希望と苦悩
Ⅱ 西側同盟の亀裂と市民の抵抗
ヨーロッパの不安
戦後核配備をめぐる米欧認識ギャップ
フランスの戦略とジレンマ
平和運動の展開と論理
ヨーロッパ平和運動の政治文化
Ⅲ ヨーロッパの平和研究
平和像の再構成
平和研究の誕生と制度化
「平和研究」の新展開
―オスロ=フランクフルト・ラインを中心として―
平和研究の現在
―軍事化の分析と平和運動との協力―
文献目録
年 表
内容説明
米ソ間の新しい展開をむかえて、ヨーロッパはどう対応するのか。核問題、新冷戦状況を中心に危機状況の分析。
目次
序 現代ヨーロッパ国際政治への視座
1 新冷戦状況とヨーロッパ(新冷戦状況の本質;ヨーロッパの精神と現実;ヨーロッパの希望と苦脳)
2 西側同盟の亀裂と市民の抵抗(ヨーロッパの不安;戦域核配備をめぐる米欧認識ギャップ;フランスの戦略とジレンマ;平和運動の展開と論理;ヨーロッパ平和運動の政治文化)
3 ヨーロッパの平和研究(平和像の再構成;平和研究の誕生と制度化;「平和研究」の新展開;平和研究の現在)