出版社内容情報
今教師教育のあり方で何が問題かを制度・思想など戦後の経過を整理して明らかにし,世界諸国の模索を紹介,特に私学がとりくみ解決すべき方向を探る。
【目次】
第1章 教育の問題状況と教師
1 「生きることを助けない教育」 と教師
2 問題状況にこたえる教師とは
第2章 教員養成政策とその批判
1 近年における教員養成問題論議と 「改革」 への動き
2 戦後教員養成の政策的動向
3 教育専門団体の見解と提言
第3章 わが国における教師教育の現状と問題
1 開放制教師養成制度の意義
2 養成教育の現状
3 教師教育に関する基本的諸問題
第4章 外国における教師教育改革―その課題と動向―
1 教師教育改革の背景と動向
2 社会の指導者としての教師―アメリカとソ連の場合―
3 教師資格要件の基準―西ドイツとスコットランドの場合
4 現職教育の改善―イングランドとフランスの場合―
第5章 わが国における教師教育改革―視座と展望―
1 教師教育改革を促進するもの
2 教師教育改革の視座
3 教師教育の構造化―地域教師教育機構の構想
〈付属資料Ⅰ〉教師教育の在り方について
―私立大学の立場から―(第一次態度表明)
〈付属資料Ⅱ〉教師教育の改善について
―私立大学の立場から―(第二次態度表明)
〈付属資料Ⅲ〉「教員の地位に関する勧告」