震災と学校のエスノグラフィー―近代教育システムの慣性と摩擦

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震災と学校のエスノグラフィー―近代教育システムの慣性と摩擦

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  • サイズ A5判/ページ数 344p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326251407
  • NDC分類 372.122
  • Cコード C3037

出版社内容情報

東日本大震災後、学校は災害経験とどう向き合ってきたのか。陸前高田の中学校における8年にわたるフィールドワークを基に描き出す。

被災の前後で、学校のありようはどう変わり、変わらなかったのか。統計データ分析、中学校におけるエスノグラフィー、教師インタビュー調査、生徒の作文の分析等により、教師・生徒にとっての震災経験の位置づけや学校文化の変容を明らかにする。また、近代教育システムとの関連で、災害が近代学校に何をもたらしうるのかを検討する。

内容説明

3.11からこれまで。被災地の教育現場はいかなる試行錯誤を続けてきたのか。東日本大震災・被災地の中学校における継続的な調査・分析により、教師・生徒の震災経験の位置づけや学校文化の変容を明らかにしつつ、災害は近代学校に何をもたらしうるのかを検討する。

目次

震災から学校をとらえなおす
1 対象地の概況―陸前高田市(陸前高田市八年の経緯・現況・政策;陸前高田市の被災と経済的困難、安全不安)
2 学校エスノグラフィー(被災地で統合中学校をつくる;「作文」にみる生徒の震災経験の意味づけ;被災地の学校に異動する;変わりゆく被災地の学校文化)
3 震災と教師(教師の震災経験の意味づけ;教師の震災経験が学校にもたらすもの)
4 震災と進路(被災地の進路選択)
震災によって問われたもの

著者等紹介

清水睦美[シミズムツミ]
東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。現在、日本女子大学人間社会学部教育学科教授。専門分野は学校臨床学、教育社会学、移民の子どもに関する研究

妹尾渉[セノオワタル]
大阪大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。現在、国立教育政策研究所教育政策・評価研究部総括研究官。専門分野は教育経済学

日下田岳史[ヒゲタタケシ]
東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。博士(教育学)。現在、大正大学エンロールメント・マネジメント研究所専任講師。専門分野は教育社会学

堀健志[ホリタケシ]
東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。現在、上越教育大学大学院学校教育研究科准教授。専門分野は教育社会学

松田洋介[マツダヨウスケ]
一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在、大東文化大学文学部教授。専門分野は教育社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。