出版社内容情報
一人ひとりの個人差を理解し、生活の場で「暮らしやすくする」支援のために。発達障害の新しい評価尺度の特徴と可能性を丁寧に解説。
はしがき
第1章 発達障害を考える
1 発達障害者支援の現状
2 発達障害の特性
3 発達障害者のライフステージと困りの変化
第2章 MSPAとはどういうものか
1 特性と要支援度を視覚化する
2 生得的な発達特性を評定する
3 14項目の評価基準
4 MSPAの有効性
第3章 MSPAの活用に向けて
1 ライフステージごとの活用可能性
2 ぶれないツールとしてのMSPA
特別寄稿コラム
1 保育や教育の現場におけるMSPA活用のアイディア[清水里美]
2 幼児期、早期支援の現場における活用[若林彩]
3 教育相談での活用のタイミングと利点[山中陽子]
4 小学生・中学生への支援における活用[小川詩乃]
5 教育相談での活用事例[鋒山智子]
6 中学校での活用[鈴木英太]
7 クリニックにおける活用[馬見塚珠生]
8 臨床心理士として考えるMSPAの心理治療的活用について[天下谷恭一]
9 大学における学生支援での活用[岩井栄一郎]
10 医療現場における就労支援での活用[嶌田裕子]
11 支援者養成における活用[青山芳文]
Q&A
あとがき
索引
船曳 康子[フナビキ ヤスコ]
著・文・その他
内容説明
困りやすい特性とその程度がレーダーチャートで一目でわかる!診断ではなく支援を目的として開発された、日本生まれの新しい発達障害の評価尺度の特徴と可能性を、開発者がわかりやすく解説。
目次
第1章 発達障害を考える(発達障害者支援の現状;発達障害の特性;発達障害者のライフステージと困りの変化)
第2章 MSPAとはどういうものか(特性と要支援度を視覚化する;生得的な発達特性を評定する;14項目の評価基準 ほか)
第3章 MSPAの活用に向けて(ライフステージごとの活用可能性;ぶれないツールとしてのMSPA)
著者等紹介
船曳康子[フナビキヤスコ]
1971年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。精神科医。1996年京都大学医学部卒業。2003年よりこころの発達、発達障害の分野の臨床と研究に従事。日本学術振興会特別研究員、京都大学医学部附属病院精神科助教、京都大学大学院人間・環境学研究科准教授を経て、2018年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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