日本の学校受容―教育制度の社会史

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日本の学校受容―教育制度の社会史

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  • サイズ A5判/ページ数 374,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326250769
  • NDC分類 372.1
  • Cコード C3037

内容説明

日本の社会が学校を受け入れ、“制度としての学校”が定着したのはいつからなのか。「教える」という教育の営みの変容に着目し、学校の存立基盤を再検討するとともに、1930年代のアカデミズムの学校言説の動向を分析する。

目次

教育制度の社会史研究にむけて
第1部 学校システムの起動―一九三〇年代の位置(学校受容の諸相―学校接続問題との関連で;就学行動の展開―一九三〇年代の位置;青年訓練所から青年学校へ―初等後教育機関の新展開)
第2部 ペダゴジーの新展開―教育実践の諸相(教科における「読み」の問題―全国小学校訓導協議会における国語教育の再構築;教科数学の構築過程―日本中等教育数学会を舞台に;青年訓練の成立―青年訓練所の教育実践理論;教練という人間形成―軍隊教育の転生と転換)
第3部 ペダゴジーの反省―教育学の動向(学校教育学の隆盛とペダゴジー―講壇教育学の展開を踏まえて)
学校化社会の起動

著者等紹介

木村元[キムラハジメ]
1958年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。現在、一橋大学大学院社会学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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