内容説明
脳科学の研究成果をもとに、子どもの成長発達と教育を考える。教育学・心理学を専門とする3人の研究者が、教育における効果的なカリキュラムの開発をめざし、脳科学の知見と教育学・心理学の研究成果を結び付けつつ検討する。人間・子どもを全体的・階層的にとらえるための視点を提供する一冊。
目次
1 私の研究史―脳科学研究に辿り着くまで(脳科学とカリキュラム開発の関係前史;脳科学との出会いと私の研究史;高次脳機能研究への道)
2 脳科学研究の現在とカリキュラム開発(認知発達と第二の誕生;特別支援教育における障害の究明とカリキュラム開発;普通教育のカリキュラム開発と脳科学)
3 脳科学研究への期待と課題(カリキュラム開発のための今後の研究課題;特別支援教育における今後の研究課題;脳科学への期待と認知発達研究)
著者等紹介
安彦忠彦[アビコタダヒコ]
1942年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程中退。博士(教育学、名古屋大学)現在、名古屋大学名誉教授、神奈川大学特別招聘教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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