陶磁考古学入門―やきもののグローバル・ヒストリー

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陶磁考古学入門―やきもののグローバル・ヒストリー

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  • サイズ A5判/ページ数 288p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784326200610
  • NDC分類 202.5
  • Cコード C3021

出版社内容情報

陶磁器のライフヒストリーは海を越える。生産・流通・消費の痕跡を考古学的に調査し、やきものが紡いだ東西文化交流を浮び上らせる。

陶磁考古学は、やきもの(陶磁器)を資料として、生産から流通、消費、そして廃棄へと至るライフヒストリーを訪ね歩き、人々の生活・社会・交流の歴史を復元してゆく学問である。17世紀初の肥前磁器の創始、産業と輸出の本格化を経て、海を渡り世界中に普及していった陶磁器の世界史を、いま紐解く。はじめての陶磁器の考古学。

内容説明

はじめての陶磁器の考古学。17世紀後半、長崎から積み出された陶磁器は、アジアを越えて、アフリカ、ヨーロッパ、ラテンアメリカへと、海を渡り世界中に普及していった。それらはどのように作られ、運ばれ、消費され、廃棄されたのか。陶磁器の生産・流通・消費の歴史について考古学的に明らかにし、考古学的資料としての陶磁器を研究素材としながら、人類の生活、社会、文化、交流の歴史を復元していく学問について語る。扱う時代は16世紀から19世紀にかけて、近世のグローバル化以降の陶磁器の歴史から、世界史を俯瞰。やきもののライフヒストリーを訪ね歩き、人々の生活・社会・交流の歴史を復元してゆく。コラム24本・カラー口絵16頁・挿図208点を収録。

目次

第1部 陶磁考古学入門(陶磁器と考古学;陶磁器のライフヒストリー;窯と陶磁器;流通遺跡と水中考古学;沈没船と陶磁器研究;近世・近代考古学と陶磁器)
第2部 肥前磁器の歴史(肥前磁器の始まり;磁器生産の本格化;海外輸出の始まりと本格化;唐船・オランダ船による貿易;ガレオン船による貿易;展海令と国内市場開拓;地方窯の成立と生産機構の変容)
第3部 陶磁の道とグローバリゼーション(青(コバルト)の道
陶磁器からみるグローバル・ヒストリー)

著者等紹介

野上建紀[ノガミタケノリ]
1964年、北九州市生まれ。長崎大学多文化社会学部教授。金沢大学大学院社会環境科学研究科(博士課程)修了、博士(文学)。専門は歴史(中近世)考古学、水中考古学。有田町教育委員会主査(有田町歴史民俗資料館所属)を経て、2014年4月より長崎大学多文化社会学部准教授、2017年4月から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ヤマガ

1
陶磁器の生産・流通・消費の歴史について考古学的に考察しています。特に沈没船や水中考古学の視点から陶磁器の流通を探る点がユニークで、陶磁器が単なる工芸品ではなく、歴史の中で重要な役割を果たしてきたことが分かります。専門書ということもあり、難しい部分はありましたが、コラムは興味深いテーマが書かれていたので、面白かったです。2025/05/06

中村蓮

0
陶磁考古学について基本的な考え方が理解できたと思います。第2部以降は第1部の概説を具体例に落とし込んだら、という視点で読みました。 縄文土器が好きなのですが、陶磁考古学の手法から研究しようとすると、野焼き=窯跡はない、沈没船など流通遺跡もない、近世・近代考古学のように文字資料で補強もできないとなると、なかなか難しいように思いました。2024/09/23

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