内容説明
生活習慣病や統合失調症といった病気はなぜ存在するのだろうか。そうした病気に関わる遺伝子は進化の過程で淘汰されないのだろうか。「進化医学」の最先端の知見を紹介する。
目次
第1章 進化医学の展望
第2章 ダーウィンの視点を超えて
第3章 ゲノム情報から疾患原因を見つける
第4章 出アフリカはゲノムに何をもたらしたか
第5章 疾患の進化的モデルとその意義
第6章 古人骨から分かるヒトの病気の歴史
第7章 ヒトらしさの起源
著者等紹介
太田博樹[オオタヒロキ]
1997年、東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。博士(理学、東京大学)。現職は北里大学医学部准教授
長谷川眞理子[ハセガワマリコ]
1983年、東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。博士(理学、東京大学)。現職は総合研究大学院大学先導科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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