出版社内容情報
「なにがあるのかについて」「経験主義のふたつのドグマ」など,現代哲学に大きな転換をもたらした名論文集。待望の新訳で送る。
【目次】
Ⅰ なにがあるのかについて
Ⅱ 経験主義のふたつのドグマ
Ⅲ 言語学における意味の問題
Ⅳ 同一性・直示・物化
Ⅴ 数理論理学の新しい基礎
Ⅵ 論理学と普遍者の物化
Ⅶ 指示の理論についての覚え書き
Ⅷ 指示と様相
Ⅸ 意味と存在的推論
内容説明
「なにがあるのかについて」「経験主義のふたつのドグマ」等、現代哲学に大きな転換をもたらした名論文集、待望の新訳。
目次
1 なにがあるのかについて
2 経験主義のふたつのドグマ
3 言語学における意味の問題
4 同一性・直示・物化
5 数理論理学の新しい基礎
6 論理学と普遍者の物化
7 指示の理論についての覚え書き
8 指示と様相
9 意味と存在的推論
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kilioi
4
最初に読んだときはよくわからなかったけれど、何度も繰り返して読むうちに背筋が震えた。論文を読んでいてあんなに感動したのは後にも先にもこの中の「2つのドグマ」だけ。原著で読むのもお勧めです。
田蛙澄
1
『なにがあるのかについて』と『経験主義のふたつのドグマ』を読もうと思って買ったが、そのほかの論文も完全に理解はできなかったけれど、様相や引用のような不透明な指示を量化した際の問題をどう解決するか、シェファーの棒をもちいた論理体系の構築、指示と意味の混同による存在論的な混乱の解決など多肢にわたっていて面白い。 しかしやはりなんといっても、分析性を代入可能性や定義などによって定式化できないことから、総合性との境界を破ってホーリズムへと進む論旨は鮮やか。2023/01/16
罵q
1
指示/意味、総合的命題/分析的命題の区分を語った論文集。言語哲学自体に不馴れであるためかやや難解だった。いずれ再読したい。2019/02/13
home alone
1
分析哲学の必読書。初心者にはやたらむずかった。一回で理解するのはきついっす。じっくり別の分析哲学と比較して読み返したい。内容は存在と言語、指示と意味、同義など2012/08/30
urza358
1
マスト2010/05/01